福井俊彦の発言 (財政金融委員会)

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○参考人(福井俊彦君) その点は昨日の講演でも少し触れさしていただきましたけれども、もう当初から、量的緩和の解除の時点から記者会見でも申し上げているとおりでございまして、量的な吸収過程が終わるということとゼロ金利から脱却するということは全く別の話であると。量を削減というのは極めて技術的なプロセスで、市場に混乱が起こらなければ予定どおりこれは終わるということでありますが、それが混乱なく終わっても直ちにゼロ金利から脱却するということにはつながらないと。あとは普通の金利政策でございますので、今後の経済・物価情勢いかんによってそこの政策判断は決まってくると。
 その場合のポイントは、先月末に、二〇〇六年度、七年度の標準的な経済の見通し、あり得べき経済の見通しというのを日本銀行出しました。これは、今後、ややロングランに見て物価安定を伴った持続的な経済の成長という路線にほぼ沿った標準的な見通しということでお出ししたわけでありまして、実際に経済がその経路をこれからたどっていくかどうかという判断が中心になって緩やかな金利の調整が可能となるかどうかと、そういうことでございます。
 したがいまして、現時点では、最初の利上げがいつになるか全く予断を持って臨んでいないということでございます。

発言情報

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発言者: 福井俊彦

speaker_id: 9074

日付: 2006-05-16

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会