猪口邦子の発言 (少子高齢社会に関する調査会)

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○国務大臣(猪口邦子君) 恐れ入ります、ありがとうございます。
 清水先生、理事の先生方、そしてこの調査会のすべての先生方に感謝申し上げますと同時に、この発言の機会をいただきまして、私として大変貴重な機会と考えております。
 少子化・男女共同参画担当、猪口でございます。
 少子化は、少子化であっても国が経済成長力を維持していくと、そうしなければならないという議論が大事でございますが、しかし、同時に少子化は、例えば税や社会保障などにおけます負担の増大など様々な懸念をもたらしますので、これは国の基本にかかわる非常に重要な課題と私として考えております。予想を超える早さでの少子化社会の到来、また人口減少社会の到来ということでございまして、私といたしましては、やはり対応におけますスピードがとても重要であると感じております。第一次ベビーブームの方々のお子様といいますか子供たちが第二次ベビーブームの世代、この方たちが三十代であるのもあと五年ぐらいでございます。ですから、少子化対策というのはやはりもう時間との闘いに入ったのだと感じております。
 流れを変えるためにどうしたらいいかということはいろいろと考えるところでございますが、一つには、やはり待機児童ゼロ作戦のような保育関係事業の一層の拡充、これは不可欠でございます。同時に、より幅広い観点から様々なことを考え、対応していかなければならない。例えば、仕事と家庭の両立支援。それから、最近よく言われますのは、いわゆる専業主婦の方も非常に孤立感があって大変であると。ですから、保護者が働いているといないとにかかわらず子育て支援を地域においてしっかりとやる。あるいは、若い方たちの経済的な不安感があって、それが結婚を先延ばしにするようなやはり未婚、晩婚化という現象につながっているので、どうやって若い方たちへの経済的な自立支援ができるかということ、そして同時に、若い子育て世代におけます経済的な負担の軽減といいますか、社会で共有できる負担はできるだけ共有するという考え方など、様々な観点から、幅広い観点から流れを変えるためには対策を考えなければならず、推進しなければならないと感じております。
 政府といたしましては、少子化社会対策推進会議の報告を六月に取りまとめますので、そこに向けまして様々な議論を深め、また私としましては、やはり地方の声、とても大事と感じまして、なぜならば、子育ての現場はやはり地方それぞれの自治体の中でありますし、自治体の首長の認識は非常に重要と思いますので、私、担当大臣と自治体の首長としての、トップとしての知事との政策対話プロセスを全ブロック私が回りまして展開しているところでございます。
 そういう努力を通じまして、できるだけ地方の声、国民の声を伺って政府内で議論を深めていきたいと。そして、関係省庁と強い連携を組みながら、その連携を密にしながら、政府一体となってこの少子化の流れを変えるための様々な対応策を考えていきたいと思っておるところでございます。
 どうぞ、よろしく先生方の御指導いただきたく思います。どうもありがとうございました。お時間賜りました。

発言情報

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発言者: 猪口邦子

speaker_id: 4512

日付: 2006-02-08

院: 参議院

会議名: 少子高齢社会に関する調査会