北岡秀二の発言 (文教科学委員会)

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○北岡秀二君 是非とも、これも喫緊の課題だろうと思います。私、文教関係で結構携わっておる関係上、大学の先生とかあるいは学校の先生方にお会いさせていただく機会が大変多うございまして、大臣も文科省のお役人の皆さん方もそういうことはもう御承知だろうと思うんですが、最近の学生の勉強に取り組む姿勢、二極化している部分もあるみたいでございますが、大変憂慮する部分があるという話をいろんなところから私は聞かせていただきます。
 それともう一点、これも私がお話を聞いた、まあこれ一人の話を聞いてそれがすべてだと言うつもりはありませんが、シンボル的な話なんですが、ある大学の先生とお話を、金融関係の先生なんですが、させていただくと、こういう質問をさせていただきました。最近の大学生の学習、学習というか状況はどうですかということを聞くと、象徴的にこういうことをお話しされました。専門分野と役に立つところのことはかなり習得していると、しかしそれ以外に関してはもうほとんど無知に近い状況の学生がたくさんいると。その先生は金融関係の先生でしたから、こういう表現していました。金融関係の勉強をする生徒であっても源氏物語や夏目漱石ぐらいは知っとかないかぬわねと。もう全く知らない、もう自分の直接該当するところ以外のところ。
 私も、これ本当に漫画みたいな話なんですが、身近なところの子どもさん、子どもさんって、高校生ですよ、それもそこそこの高校生。パリって知っていますかと、パリってどこですかということを言われて私、愕然としたことがあるんですよ。パリ知らぬのかと、フランスの首都じゃないかと。本当にその子は、聞いてみたら理科系を志望している子どもさんでした。ですから、その言い訳がですね、いや、地理とか世界史とか、そういうのを全然知らぬのですと、勉強していませんと。これまあ具体的なことを言うとちょっと名誉にかかわることですから私も余り言いませんが、そんな話を、やり取りをしたことも経験しています。
 もう本当にそういう面では非常に学力低下、それと先ほどの心の問題にもつながってきかねないような私は現状も進行しておるだろうと思いますので、是非ともその辺り、学習指導要領の改訂を目指しておるんであれば、しっかりとその辺りを見据えた上で対応していただきたいと思います。
 時間が経過したので中をカットして、ちょっとそちらでしておる分からすると九番目ぐらいになるんですが、教育委員会の問題に関連して質問をさせていただきたいと思います。
 今、自由民主党の中で教育委員会の問題をどうするかという議論をさせていただいております。教育委員会の問題はかつてからいろいろな議論がされていました。教育委員会、形骸化しておるんじゃなかろうかと、あってもなくてもいいんじゃないかと、一体何なんだというような話がございますし、私も地方議会を経験して、地方議会経験しながら田舎の町村の教育委員会やあるいは県教委を拝見をさせていただいておりまして、果たしてどこまで機能しているんかなと。特に市町村ですね、市町村の教育委員会、これはもう大変な状況です。
 私は、このことについてまず大臣にお伺いしたいのは、最近、地方分権というのがどんどんどんどん、小泉さんもおっしゃっておられますし、地方分権の将来の姿の中で国と地方の役割のあるべき姿というのをよく言われます。これに関連して、まず最初に大臣の方から、教育に関して国と地方の役割分担、基本的にどういうふうに考えていらっしゃるのか、これは今申し上げました将来的な地方分権が進行しておるということも前提に含めて、どういうふうにお感じになっていらっしゃるのか、お伺いをさせていただきたいと思います。

発言情報

speech_id: 116415104X00220060316_015

発言者: 北岡秀二

speaker_id: 13059

日付: 2006-03-16

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会