中川昭一の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(中川昭一君) おはようございます。
ペン次官の件でございますか、今担当局長から報告させましたように、一月二十日に成田空港で、輸入してはならない、つまりアメリカのプログラムに違反をするような脊柱付きの牛肉が入ろうとしたことを成田の動物検疫所で発見をいたし、その瞬間に、その部分だけではなくてすべての米国産牛肉の輸入を停止をさせたわけでございます。すべての米国産を停止をさせたという判断を取ったわけでございます。
その後、先ほどのように、ジョハンズ農務長官の代理としてペン次官が、あれは金曜日でございましたけれども、月曜日の夜、日本に参りまして説明をしたわけであります。これは徹底究明、それから二度と再発をさせないということに対してそういう方向でやるということでございました。おわびの言葉もございました。しかし、最後の部分で、今、前田委員御指摘のような、交通事故よりも確率が低いのではないかという発言がございました。
これについては、私から、政治家でもありますジョハンズ農務長官にすぐ電話で抗議を申し上げ、そしてまた、先週末のダボスでのWTOの会議の場でジョハンズ長官にこのことを申し上げました。たまたま横に、ペン次官も横に座っておりましたんで、この発言は極めて日本の消費者にとって神経を逆なでする問題であり、仮にアメリカが早期にきちっとした対応をもって再開を希望しているとするならば、決してそれに対してプラスにならないということもはっきり発言した御本人の前で申し上げたところでございます。
ジョハンズ農務長官、それからペン次官は黙って聞いておられましたけれども、自分も政治家ですからそのことはよく分かる、決して時間を設定したり急いだりすることはしない。私から、急がば回れという日本の例えもあります、英語にも似たような言葉がございます、是非アメリカがそういう希望を持つんであれば、きちっとした、徹底した原因究明と再発防止をすることがアメリカにとってもプラスなのではないですかと。我々としては、その報告書を見てその後どうするかを判断する、現時点では全く白紙であるということを申し上げた次第でございます。