久間章生の発言 (安全保障委員会)

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○久間国務大臣 国際協力業務というのも、本当に大分変わってまいりました。私も国会に籍を置きましてもう二十六年が過ぎたわけでございますが、最初はもうとにかく、海外に自衛隊が出ていくということですら、これに対して物すごく拒否反応がありました。もう今日では、今ゴラン高原にも行っておりますし、あるいはまたその前にも東ティモールにも、あるいはその他、大分あちらこちらに活動しておりますし、また、津波があったり災害があったり地震があったときには、海外に行っていろいろな手伝いをしております。
 それは、国連に入ったときに、本来だったら、その一員としてどこまでやれるのかというのをきちっとそのときから位置づけておかなきゃならなかったのかもしれませんが、昨今の国際情勢の中でますますそういうような業務はふえてきておるわけでありまして、これをやはり念頭に置きながら部隊の運用も考えなければならない時期に来たんじゃないかなと思うわけであります。
 そのときに、今までだったらそれを雑則として、その他大勢の中に入れておるというような、そういうことではやはりどうなんだろう。もちろんそれは、国体が開催されますときにそれを応援するとか、そういうことも必要でございますけれども、それと比べたときにも、これはやはり国際的な役割としてはもう少しきちんと位置づけされるべきじゃないか。雑則で処理するには余りにも、ちょっと各国から見たときでもいかがなものかという、そういう感じの中で、本来任務としてちゃんと位置づけて、三条なら三条に位置づけて、それで部隊のいろいろな活用を図っていく、そういうことがいいんじゃないかなと思うわけであります。
 先ほど、赤城委員からのときにちょっと答え損ねましたけれども、そういう意味では、私は、これから先、この法律が通りましたら、部隊の運用においても若干違ったような運用が必要となってくるんじゃないかなという思いもいたしております。例えば、この間イラクに行きましたけれども、イラクに行くときも、師団の中からあるいは北部方面の中からみんな人数を集めて、部隊を急につくって、そして行って、それはそれなりに立派に果たしてまいりました。しかしながら、そういう形じゃなくて、部隊ごと運用するというようなこともあっていいんじゃないか。
 インド洋で活躍しております船の場合は、護衛艦なら護衛艦が、あるいは補給艦が一緒になって、一つの群の中で運用されておるわけでありますが、陸上部隊の場合は、従来そういう形で、部隊編成をそのときつくってやっていっておりますけれども、これから先はそういう形の方がいいのかどうか。そういう研究もしながら、部隊ごとの運用をすることの方がかえってそれが生かされるんじゃないかなという思いも私自身はしておりますので、この法律が通ったら、そういう点も踏まえながらひとついろいろな研究をしてもらいたい、そういうふうに思っているところであります。

発言情報

speech_id: 116503815X00620061109_022

発言者: 久間章生

speaker_id: 26814

日付: 2006-11-09

院: 衆議院

会議名: 安全保障委員会