安倍晋三の発言 (教育基本法に関する特別委員会)
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○安倍内閣総理大臣 未履修の問題、そしていじめの問題でございますが、未履修の問題につきましては、本来高校を卒業するに当たりまして必要な科目を子供たちに履修させていなかった、本来規範意識を教えるべき学校がそれを逸脱していたということでございます。なぜそれが起こったかといえば、大学受験のためにはその方が効率的である、こう考えた結果なんだろう、こう思います。
やはり、教育の基本に立ち戻って、高校は高校の段階で子供たちの人格の形成を図らなければいけないわけでありますし、その段階で教えるべき中身、知識について、それを完成させるということについて責任感を持っていただかなければならないということではないか、このように思います。
先生の、教職員の使命、これは政府の教育基本法の改正案の中にありますように、崇高な使命を負っているわけでございまして、これは単に大学の受験のためということではなくて、常に人格の完成ということを念頭に、今後、基本に立ち戻って教育に当たってもらわなければならない、このように思うわけでございます。
未履修の問題につきましては、こうしたことが二度と起こらないように徹底をしていかなければならない。また、教育委員会、学校当局、学校長も含めて、責任感を持って取り組んでいくことが大切だろう、このように思います。
また、いじめの問題につきましては、これはやはり、子供たちの自殺につながっているということから、大変深刻な、重大な問題であると考えています。
いじめ、これはもう昔からいじめというのは存在をしていますが、それが直ちに自殺にこのように結びつくということはなかったのではないか、こう思いますが、やはりそれぐらい今のいじめの問題が深刻な問題になっているということの証左であろう、このように思います。学校の現場において、あるいは家庭と一体となって、地域と学校が一体となってこの問題に取り組んでいくことも大切である、このように思います。
どのような取り組みができるのか教育再生会議におきましても現在検討をしているところでございまして、これはまさに現在起こっている問題でありますから、悠長な議論ということではなくて、直ちにできることはやっていかなければならない。そしてまた、教育再生会議の委員の方々も、各個人の資格として、子供たちにアピールを出しています。いじめている子供あるいはいじめられている子供たちに対してのアピールを出している。まず、それぞれができることに取り組んでいくことが重要だろう。政府としても、この問題、我々、できることを直ちにやっていく、そういう考え方で取り組んでいきたいと思います。