安倍晋三の発言 (教育基本法に関する特別委員会)
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○安倍内閣総理大臣 ただいま斉藤先生が御紹介になられましたように、この教育基本法の改正案、与党において成案を得て国会に提出するまでの間、相当の議論があったわけであります。与党で検討する前には、先ほど河村先生から御紹介になりましたような経緯がずっとございました。その中で、議論に議論を重ねながら、そしてまた、与党において本当に広く、深い議論を行ってきた、このように思います。
私も幹事長時代に議論に参加をしたことがあるわけでありますが、自民党、公明党の間におきまして率直な意見の交換がございました。そうした意見の交換を行う中において、党が違うわけでありますから、当然考え方も理念も違うところがあるわけではありますが、お互いにこれは誤解をしている面もあり、そうした誤解はそうした回を重ねるごとにだんだんと解けていったのではないか、私はこのように思います。
そうした議論の中においてでき上がったのがこの現在私どもが提出をさせていただいている案でございまして、この案は、まさに現行の教育基本法の残すべき理念、価値は残しながら、しかし、今現在の教育が抱えている問題点、そしてまた、二十一世紀における我が国の未来を担う子供たちを教えていく上において必要な新たな価値観、項目、目標等を見事にバランスよく加えたものができ上がったんだろう、私はこのように思いました。
自由民主党が従来より主張しておりました、日本の教育基本法として、やはりこの日本の文化や伝統、これを書き込むべきだ。文化や伝統を尊重し、その中から培われてきた我が国と郷土を愛し、そして他国を尊重し、国際社会の中において発展や平和の構築に寄与しようとする態度を養うということも、これは書き込まれているわけでございまして、そういう意味におきまして、これから日本人として国際社会で活躍をしていく子供たちを教育していく上で必要な教育基本法ができたのではないか、私はこのように思っております。