古賀一成の発言 (国土交通委員会)

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○古賀(一)委員 今、大臣の手元に届きました資料、ちょっと見せていただけますか。後でまたゆっくり見せていただきますけれども。
 それで、今、大臣が、私がこれから質問しようと思っておりますのをちょっと先取りしてお答えになったような気もしますけれども、まさに今大臣がおっしゃったように、この法律は、観光基本法ではありませんで、観光立国となっていますよね、立国。そして一方で、並行して今既に進めておられますビジット・ジャパン、日本に行こう、つまりターゲットは外国ですよね。この二つが今両輪のごとく動こうとしておる。
 そうした場合、私自身は、もちろん外国からお客さんにたくさん来てもらって、外貨を落としてもらって、日本を知ってもらうということは大変重要なことであるし、立国の一端を担うと思いますけれども、でも、一番重要なのは、高齢化社会を迎える、人間の老後の生きざまとか楽しさとか、そういうものも我々から見れば大変重要な問題なんですね。
 今、世相は大変暗い。自殺だ、あるいはいじめだとか、事故だとか、保険金詐欺とか、やはりそういう社会の雰囲気に、日本人が今後どういう楽しい生活、老後を送るかというものが大変重要なんですけれども、ビジット・ジャパンだよ、観光立国だよ、これが観光の柱として動きますよ、こう言われると、何か我々国民から見れば、我々国民はどうなっているんだという印象はぬぐえないんですよね。今回の法案、大変前向きでいいとは思いますけれども、この点は非常に何か忘れられている、さっき言った許認可行政的な体質というのがここにもあらわれていると私は一国民として言わざるを得ません。
 そうなりますと、これは審議官でも結構ですが、国内でのオートキャンプあるいはホームステイという手法がありますよね、子供たちが地方に行ってホームステイする。あるいは山歩き、ワンダーフォーゲル、それから、一週間も二週間も片田舎の湯治場に行って温泉に入る湯治。こういうのはどちらかというと、何か観光産業とか、とりわけホームステイなんかというのは余り旅館業にも関係ないし、旅行は若干あるかもしれませんが、こういったところも実は国民サイドから見れば大きな関心のあるところですよ。かつてグリーンステイという話もありましたけれども。こういったものは、この観光立国法制というか、あるいはそれに連なる今後の観光行政で忘れられるんですか、それともどういうふうに評価してあるんですか。

発言情報

speech_id: 116504319X00820061206_010

発言者: 古賀一成

speaker_id: 24335

日付: 2006-12-06

院: 衆議院

会議名: 国土交通委員会