伊吹文明の発言 (文部科学委員会)

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○伊吹国務大臣 先生が御質問になったところが、自殺予告の手紙が最初に私のところへ参りましたときに、どうしようかと思って実は大変悩んだところです。私に送ってきておられる手紙には実はいろいろな可能性がございます。本当に苦しんでおられる子供さんから来ているものと、やや愉快犯的に来ているものとあるわけですね。これの見分けは非常に難しゅうございます。
 一回目は、君たちをほうっておくのではないというメッセージを行政の責任者としてやはり示さなければならない、あるいはいろいろな可能性があるかもわからないけれども示さなければならないと思って、マスコミの皆さんが大変協力をしてくれました。各社も報道してくれましたし、テレビも、突然のことでしたが、大臣のメッセージをとおっしゃって、私がテレビの前でお話ししたことを放映してくれました。そして、水曜日までに何のアクションもなければ土曜日に自殺するという手紙が本当の叫びであれば、土曜日には何事も起こらなかったということにはなったわけです。
 まず、児童の心理的なこととしてよくあるのは、連鎖自殺ということがあります。もう一つは、こういうものに対して対応すると、次々次々と送ってくるんですね。送ってきたものは、先生が御指摘のとおり、随分多数に上がっております。中には、送ってきた人を特定して、そして措置をとって、これは命が結果的に助かったという表現は適当かどうかわかりませんが、その子供に対してケアができたのがやはり四件、五件と出てきております。ただ、特定できないものもございます。
 これは、本当であれば、公表しなければたたかれます。愉快犯であれば、公表したら、連鎖反応が起こったじゃないかといってまた批判を受けます。責任者というのは常にそういう批判にさらされるものだと思って、さらされながらでも、一人の命が救われれば、それは私が批判を受けてでもやるべきことだと認識いたしております。

発言情報

speech_id: 116505124X00520061115_013

発言者: 伊吹文明

speaker_id: 3636

日付: 2006-11-15

院: 衆議院

会議名: 文部科学委員会