高木毅の発言 (北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会)

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○高木(毅)委員 よく事情はわかるわけでございますけれども、本当にそういった事案が起きてから二十年、三十年、あるいはそれ以上たっているわけでございまして、もうこれ以上捜査をしても、もちろん捜査をしていただいている方に失礼な話かもしれませんが、どれだけやっても、時間的な問題もありますし、新たな証拠や情報というのはさほど得ることはできないのではないかなと実は私は思っているところでございます。
 そこで、拉致容疑事案と判断する警察のいわゆる三要件というのがあるわけでございますけれども、よく特定失踪者の救う会が言っておりますいわゆる拉致された可能性を排除できないもの、そういう文言があります。いわゆる拉致された可能性が極めて高い事案、なかなか三要件を、情報、証拠によって完全に満たすことは非常に厳しいわけでございますので、私はそろそろ、まあ、そろそろ、時期、そういう問題ではないかもしれませんけれども、拉致された可能性が極めて高い事案というものを認定するときではないかと私は思っております。
 といいますのは、もちろん、特定失踪者、拉致被害者もそうでありますけれども、家族の方というのは、まずはやはり帰ってきてほしい、取り返してほしい、そう思っています。だけれども、それが無理ならば、消息をはっきりさせてほしいんだという思いがあります。
 そして、もう一つあるのは、言葉にあれをせずにはっきり申し上げますけれども、高齢でございます。亡くなることももちろんあるわけでございます。そうしたときに、認定もされていないという状況では、言うならば死んでも死に切れない。もしきっちり認定をしておれば、不謹慎な話でございますけれども、自分たち家族が亡くなった後もきっと政府は力を尽くして取り戻してくれるだろう、そういう思いで亡くなられるというのは変な言い方でありますけれども、そんなようなことにもなるのかなというふうに思うんですね。
 ですから、家族の方々のお年なども考えて、私は、少し要件というものを緩めるなりして、認定というものの作業を進めるべきだというふうに思いますが、これは官房長官がよろしいでしょうか、では、官房長官、ぜひそのスタンスをおとりいただきたいというふうに思いますが、いかがでございましょうか。

発言情報

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発言者: 高木毅

speaker_id: 33126

日付: 2006-12-07

院: 衆議院

会議名: 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会