渡辺周の発言 (北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会)

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○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。
 それでは、早速質問に入らせていただきます。
 今の高木委員の質問を聞いていまして、まさに同感でございます。私も、民主党の拉致対策本部の事務局長という立場で、先般、官房長官には申し入れをさせていただきました。いわゆる特定失踪者の認定を早くせよということも申し入れました。
 私も、先月十五日、二十二日と二回、福井、新潟に行かせていただきました。ある日突然忽然と家族を失った方の、御家族の思いを聞いてまいりました。まさに高木委員と同感であります。
 県警の方ともお会いをして申し入れました。それは、いろいろな捜査をこれまでやってきた、やり切っているというふうに私は判断をするわけでありまして、今この方々から新しい情況証拠、現場へ行きましたけれども、ではそこで、事件からもう二十年、二十五年たっているところで新たな事実がわかるか、新たな物証が出てくるか、新たな証言が出てくるかといったら、これは非常に可能性としてはほとんどないだろう、もう既にやってきて、やり切ったことの上で、さらに新しいものを集めてくるというのは現場の県警の方にも限界だろう。
 ひょっとしたら当時いた方もその場にいらっしゃらないかもしれない中で、私どもは、間違いを恐れて、結果としてそれで北朝鮮に間違ったメッセージを送るんじゃないか、それ以外の拉致の事件の解決に対して悪い影響を与えるんじゃないかというような趣旨の御答弁ございましたけれども、私は逆で、二十年間も三十年間も日本の政府からは何も言ってこない、日本の政府だってこの問題について半信半疑なんだと北朝鮮側は受けとめるわけですね。
 NGOの特定失踪者調査会の方々がこの問題を幾ら声高に叫んだところで、日本の国内で一部反共和国のプロパガンダをしているNGOがいるけれども、日本政府はいまだ半信半疑だ、だからいまだにこのことについては何も言ってこないじゃないかという誤ったメッセージを北朝鮮に送るということを非常に恐れるわけであります。
 私は、今高木委員もおっしゃいましたけれども、結果、間違えていたということで、実は何かの事情で蒸発してどこか別のところにいたんだ、しかしその方がどこかで生きていることがわかったら、それはそれでハッピーなことじゃないかというふうに思うわけであります。
 やはりここまでやり尽くしたわけですから、北朝鮮に拉致された可能性が捨て切れないというネガティブな言い方ではなく、恐らく北朝鮮に拉致されたんであろうという形で、私たちは、日本人が失踪して、どう考えてもその理由のない蒸発をした方々に対しては何らかの形で大くくりにしてでも、やはり政府としての、まさに準認定という言葉を使われましたけれども、そういう形で、ぜひこれから御検討をいただきたいなと私からもあえてこれは申し上げさせていただきたいと思います。
 さて、まず最初、ちょっと通告にはございませんけれども、これまで北朝鮮の拉致のみならず、ことしに入って七月のミサイル発射、そして先般十月の核実験という中で、これを受けて、我が国としてさまざまな制裁措置をとってまいりました。
 この制裁措置の効果について、官房長官、どのように御認識していらっしゃるか、その点だけ今、できれば副大臣にも伺いたいと思いますけれども、どのような変化があらわれているかということについて、この制裁の効果について、現状、どのような御認識を持っているか、ございましたら、ぜひ御発言いただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 渡辺周

speaker_id: 16228

日付: 2006-12-07

院: 衆議院

会議名: 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会