伊吹文明の発言 (教育基本法に関する特別委員会)

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○国務大臣(伊吹文明君) 今、先生が御指摘になりましたように、教育の再生は、実は少子化問題の裏側にある非常に私は大切な視点だと思います。
 そして、家庭の、家族の再生というのは、何も女性が働きに出たから家族が崩壊しているわけではなくて、多くの方に伺ってみると、特に少子化になるのは、相談相手の御主人が帰ってこないと。女性にすべての重荷を負わせて子育て、そして相談をする人もいない状態で、おじいちゃん、おばあちゃんがいない今御指摘の核家族になっていますから、だから私は、やはり労働基準法の改正とか、そういうことを少しやっぱり考えて家族を復権させていくと。
 そして、その中で、やはりどういう方針で御家庭が子供さんを一義的に責任を持っておやりになるかという、そこの方針を国が介入するということは私は非常に不適当なことだと思うんですね。
 ただ、例えば子育て講座をしてあげて、おじいちゃん、おばあちゃんから教わっていたことを公共的に教えてあげる場をつくってあげるとか、あるいは子育ての悩みを抱えている親御さんに家庭教育のヒントを与えるような冊子を作るとか、地域社会ぐるみで御一緒に話し合う場をつくっていくとか、イメージとしてはそういうことをやりながら、復権を、別の施策、例えば労働基準法とか、あるいは地域で御家庭が三世代で定着できるような条件づくりとか、そういうものの上に立って今私が申し上げたようなことをやっていかないと、なかなかやはり家庭教育というのは復活をしてこないと思います。
 方針を国が押し付けるということだけは、私はやるべきことではないと思っております。

発言情報

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発言者: 伊吹文明

speaker_id: 3636

日付: 2006-12-14

院: 参議院

会議名: 教育基本法に関する特別委員会