山本有二の発言 (財政金融委員会)
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○国務大臣(山本有二君) 先生おっしゃられるとおりでありまして、新たな多重債務者を二度と再びこの世に発生させないという決意でこの問題に取り組まなければならないと思っております。
今、貸し方の方を見てまいりますと、ほとんど返済してもらえないことを承知しながら貸している、非常に不自然です。また、借り手の方は、様々な動機や事情があることは分かりますけれども、これまた返済することがほとんどできないくらいの高利で借りてしまっております。
この二つの不幸を何とかして片付けたい、何とかして改善して、健全な貸金業のマーケットを確立したいというように思っておりますが、今朝この貸金業改正が閣議決定をされました。その貸金業の改正案においては、こうした考え方を踏まえまして、第一番に貸金業者に対する参入規制、行為規制の強化をいたします。第二に、借り手ごとに信用情報機関において借入総額を把握いたしまして、過剰貸付けを禁止する仕組みの導入をいたします。第三に、上限金利の大幅な引下げをいたします。こうしたことによりまして、多重債務問題を抜本的に解決し、そして、あらゆる方策をもってこうした点に取り組める体制に持っていきたいと思っております。
また、あわせて、今回の改正は、リスクに応じた金利が市場メカニズムを通じて決定され、適正な与信水準が実現するような信用供与体系の構築にも資するものと考えております。
一層沓掛委員の御指導を仰ぎながら、本法案が早期に成立することをお願いをいたしたいと存じます。
以上でございます。