松あきらの発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)
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○松あきら君 公明党の松あきらでございます。
本日は、四人の意見表明をされた先生方、大変に御苦労さまでございました。
私は個々の御質問ではありません。今緩やかな回復ということで、イザナギ景気を超える回復と言われておりますけれども、なかなか国民の皆様はそうした景気の回復の実感はまだまだ足りないというのが現状であろうと思います。そうした中で、このODAがとかくやり玉に上げられるわけでございます。
これまでの日本のODAの戦略は、いわゆる戦略性に欠けると言われ続けてまいりました。そしてまた、利権絡みの援助、ばらまき援助、こういう批判もあったわけでございます。しかし、昨今の緊縮予算の中でODAの予算ももちろん削減をされまして、事前あるいは事後評価も進んでまいりまして、大分私は姿が変わってきたというふうには思っております。
しかし、先ほどのインドネシアのコタパンジャン・ダムのような状況がまだ起こっているとすれば、これは本当にゆゆしき問題で、大事な国民の血税を使うこのODAに対しましてはしっかりとした私はことをやっていかなければいけない。
実は、私は、行政監視委員会ができる前から、それをつくるかどうかという委員会から属させていただいていたわけでございまして、その行政監視委員会ができて、このODAというものはしっかりと議論をされたんです。今は決算委員会でもしっかりと議論をされております。
そして、このODAというのは実は悪玉ではないんだよと、これをしっかりとやることによって国際社会の中の日本のあるべき姿、あるいは国際社会、言うなれば途上国が新たに直面する諸課題、この解決にODAが非常に有効なんだと、それがひいては国益にも資するものなんだということをきちんと国民の皆様に分かっていただかなければいけない。そのためにはODA基本法も必要なんではないかと、こういうことで、実は平成十一年の十月に、渡辺秀央先生それから田名部先生を始めとした超党派で議連も、ODAの議連もつくっております、現在もまだこれありますけれども。
そうした中で、私もしばらくちょっといろんなことで離れておりまして、昨年からこのODA特別委員会ができたというのは、こうした参議院の長年にわたる取組があって初めて私は参議院にODA特別委員会ができたというふうに認識をいたしておりまして、これは非常に重いことであると。これはいわゆる与党だから進めるとか野党だから反対するんではなくて、正に超党派でしっかりと議論をしながら、より良いODAのあるべき姿というものを追求していくための、確立していくための私は委員会であるというふうに思っているんですね。
ですから、事細かに言いますといろいろありますけれども、私はちょっと一つ残念だったのは、これは委員外委員の発言も認められているわけで、本日は実は私ども公明党の委員外委員の発言をお願いしたところ、これが却下をされたという事実がございまして、是非私は、そういう意味で、やはりこれは与党とか野党とかあるいは大会派とかではなくて、広くやはり各党のいろんな意見を聞く場にしていただきたい。それでなければ、私はより良い委員会運営はできないというふうに思っておりまして、(発言する者あり)ありがとうございます。是非これは委員長にお願いを申し上げたいということで、私の意見表明を終わらせていただきます。
ありがとうございました。