高市早苗の発言 (内閣委員会)
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○国務大臣(高市早苗君) このたび、科学技術政策、イノベーション、少子化・男女共同参画及び食品安全を担当する内閣府特命担当大臣を拝命いたしました高市早苗でございます。内閣委員会の御開催に当たり、一言ごあいさつ申し上げます。
まず、日本社会に新たな活力をもたらし成長に貢献するイノベーションの創造に向け、医薬、工学、情報工学などの分野ごとに、二〇二五年までを視野に入れた長期の戦略指針「イノベーション25」を来年五月から六月を目途に策定いたします。
また、これを支える科学技術の力を強化し、引き続き科学技術創造立国の実現を目指すため、所要の科学技術関係予算を確保するなど、第三期科学技術基本計画に基づく科学技術の振興を強力に推進してまいります。
原子力の研究開発利用については、昨年、原子力委員会が策定した原子力政策大綱を推進してまいります。また、原子力安全委員会の機能を最大限に活用し、原子力の安全確保に万全を期してまいります。
IT政策については、内閣官房において、本年一月にIT戦略本部で策定したIT新改革戦略に基づき、行政、医療、道路交通など身近な分野でのITの利活用等を推進し、国民一人一人がITの恩恵を実感できる社会の実現を目指してまいります。
次に、少子化対策については、我が国は、昨年初めて総人口が減少に転じる人口減少社会を迎えており、国や社会の存立基盤にかかわる重大な問題であるという認識の下、出生率の低下傾向の反転に向け取り組んでいくことが重要であります。このため、本年六月に決定した「新しい少子化対策について」に基づく諸施策を着実に推進するとともに、国民の御意見に幅広く耳を傾けながら施策の運用面の改善等に取り組むことにより、子育てフレンドリーな社会の構築に努めてまいる所存であります。
さらに、男性も女性も個性と能力を十分に発揮することができる男女共同参画社会の実現は、二十一世紀の我が国社会を決定する最重要課題であることから、昨年末に策定した第二次男女共同参画基本計画や女性の再チャレンジ支援プランなどに基づく諸施策を強力に推進してまいります。
また、個人情報保護の推進、消費者団体訴訟制度の円滑な導入、NPO支援のための基盤形成、事故情報の迅速かつ効果的な活用など、身近な場における安全、安心の確保策等にも取り組んでまいります。
食の安全とそれに対する信頼の確保については、食品安全委員会による科学的知見に基づく中立公正なリスク評価の実施とともに、国民に向けた分かりやすい情報発信や、消費者を始めとする関係者とのリスクコミュニケーションに努めてまいります。また、食育を国民的広がりを持つ運動として推進してまいります。
次に、青少年育成については、いじめや児童虐待などの被害、少年非行、社会的自立の遅れなどに適切に対処するとともに、青少年育成施策大綱や子ども安全・安心加速化プラン等に基づき、家庭、学校、地域社会等の連携を図り、各種施策を総合的に推進してまいります。
こうした施策のほか、だれもが夢と希望を持ち、また、安全で安心して暮らせる社会の実現を目指し、飲酒運転対策を始めとした交通安全対策、高齢社会対策、障害者施策、バリアフリー施策、犯罪被害者等施策、自殺対策などを総合的に進め、また、遺棄化学兵器廃棄処理業務など担当する施策を適切に実施してまいります。
委員長を始め、理事、委員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。
ありがとうございました。