渡辺周の発言 (外務委員会)

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○渡辺(周)委員 としますと、先ほどから議論をしている、いわゆる虐殺記念館の中の展示物は非常に事実ではないものがあるということは、私の認識でありますし、外務省、外務大臣もそういう認識を持っている。となりますと、この記念館自体が非常にプロパガンダ用につくられたものでありますし、これはとてもではないけれども、今の現状では、世界遺産にたとえ申請することがあっても恐らく登録されることはないだろうと私は思うんですが、外務大臣、御所見はいかがでございますか。それが一つ。
 それから、なぜ我々がこれの対応を急がなきゃいけないかというのは、先ほどサミットの質問のときに出てきました北京オリンピック、それからその後の上海万博、エキスポがありまして、中国に世界じゅうから大勢の方が多分来られるんですね。そのときに、この拡張されたいわゆる南京大虐殺記念館に大勢の外国人の方が、全く歴史を知らない人たちが来る。
 私も、どこかの国に行ったときに、ホロコーストの記念館というのがありまして、そういう施設がアメリカ等へ行くとありますけれども、行くとやはり大変なショックを受けるわけでありまして、これは当然、これから北京五輪や上海エキスポで大勢の方々が世界じゅうから訪れる。そして南京に行って、ツアーの中で、例えば、エクスカーションといいましょうか、遠足で出ていってそこに行ったら、何と日本はひどいことをしたんだ、これだけのことをしていたのかということがまさに刷り込まれてしまうものですから、我々はとにかく対応を急がなきゃいけないと思っています。
 外務大臣、先ほど、ユネスコ登録の正当性と、今後のこの問題に対して日本の政府として本当にどうするのか。ほっておいたらいずれ問題はやり過ごされて解決をする、あるいは、しばらく我慢していればいずれ風はやむさなんて思っていると、事実ではないことがどんどん積み重なっていってしまうんですね。それを後から、そうではありません、こうではありませんと言っても遅いんですけれども、その点について今そういう危機感を持っていらっしゃらないのかどうか、外務大臣の御所見を伺います。

発言情報

speech_id: 116603968X00820070425_029

発言者: 渡辺周

speaker_id: 16228

日付: 2007-04-25

院: 衆議院

会議名: 外務委員会