2007-05-07
衆議院
古賀一成
国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会
古賀一成の発言 (国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会)
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○古賀(一)委員 そこで、この安定化外相会議は、今回もそうですし、とりわけ次回のイスタンブールですか、予定されておるトルコの会議というのは極めて私は重要だと思うんですよ。
マリキ首相の先ほどのお話がありました。政府答弁によれば、そうではないんだと否定されましたけれども、それはやはり、心の中に動きとしてはあるからこそああいうのが出るのだと私は思うんですよ。
いわゆるイラクにおける航空自衛隊の必要性、宗派対立の激化、イラクのみならずイランとの関係、そして今お話がありましたように、石油をめぐる中国の動きはやはりすごいものがあるんですね。アメリカも必死。そういう思惑が錯綜しながらこのイラク戦争がどういうシナリオになっていくかというものを、経済的な面でも、戦略、軍事的な面でも、いろいろな思惑で各国、各派、各宗教、そういうものが絡み合いながらこのイラクのシナリオというものが行くんだと思うんですよ。
一番やはりこのもつれというか、イラクからイランへとか、サウジだってそうですよ、サウジだって先ほどの話で撤退をしているわけですから、王位がかわればどうなるかわからぬというような本当に複雑な、わけのわからぬオセロゲームをやっておるような状況もこれはある。
そうなりますと、本当に日本という国は手を染めたことがない。石油はそこに、膨大なる、命運がかかるぐらい多くの石油を依存している。そして、平和憲法を持ち、これだけの技術大国をつくったという尊敬は今なおある。
今度のイスタンブールの会議へ向けて、今後この中東情勢、中東政策、そしてアメリカとイラク、そういうものがどう動いていくかを、本当に、次の五十年、極端に言えば次の数十年の日本のあり方を決める重要問題というふうなことで、この今回の二年延長、この程度の提案ではない、私は国を挙げての検討をすべきテーマだと思うんですよ。
でも、法律をつくったとき、そして今回のこれについても、何か国民に対する説明が、国民の心を納得させる十分なものがない。そして、ずるずると動いておる。これは、別に与党野党は関係ない、日本の今後の百年にとって極めて私は重要な転換点と思うわけです。
私は、出口戦略、もう既にアメリカでも実際は出口戦略というのはしっかり議論されているんだと思うんですよ。それは、共和党であれ民主党であれ、どこで、どのタイミングに、どの理屈でどうするか、それを一つ提言し得るのは、アメリカは自分でおっ始めておいてやっぱりやめたというわけにはなかなかいかない。やはり日本の出どころですよ。私はそういう面で、今後のイラク戦争終結、どのタイミングで、どういうきっかけで、日本が何かをすれば出口戦略が描けるんじゃないかというようなシミュレーションとともに戦略を検討すべきだと思うんですけれども。
政府においては、それは官房長官マターかもしれませんが、おられませんので、でも一閣僚として御承知だと思います。両大臣、そこら辺はどう閣議等において議論されておるのでありましょうか。