赤羽一嘉の発言 (内閣委員会経済産業委員会連合審査会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○赤羽委員 わかりました。ぜひ効率的、透明度の高いということで、しっかりとフォローしていただきたいとまず申し上げておきたいと思います。
ちょっと順番が逆なんですが、一問だけ次に質問させていただきたいことがございます。
実は、政府系金融機関の改革の議論が与党内から始まったときに、一つにするのか二つにするのかというような、そういう組織設計の話をしているときに、私、常に党内では申し上げていたんですが、政府系金融機関で働く人たちの立場の議論というのは余りないんですね。機能論とか何かということなんですけれども、中で働いている人たちのモラールが非常に不健全になったり士気が上がらないとなると、どんな組織にしてもうまくいかないだろう。
今回、いわゆる国際金融業務を行うフィールドと、今の国民金融公庫なんというのはまさに一件十万円とかそういったところの細かい話と、何十億とか何千億というプロジェクトファイナンスみたいな業務と、自転車で商店街のところに行って一件十万円の月の繰り越しの融資みたいなことをやるという、それを一つの機関でやって、一つの機関で多様な人材を養成するということは、言うほど簡単じゃないと思うんです。
信用金庫と総合商社とが一つの機関になって、学生の立場に立ってみると、どういう人がこの新公庫に入ってくるのかと。入ってきた中では、語学を熟達させなければいけないというカリキュラムもあるでしょうし、語学なんというのは全く関係ない、必要ないということもあるだろうし、留学もさせるグループもなければいけないし、留学なんか必要ない、それが一つの同期入社の中でそういう色分けをするということは、モラールダウンに簡単につながりかねない。
今、現状の公庫とJBICとかいうところの人たちが一緒になるというのもそうたやすくないと思いますが、新しく採用したものをどう人材育成していくか、この辺は非常に難しい問題であり、私は、本当はここが組織論を論じるよりもすごく大事な視点だというふうに思っておりまして、いろいろな、新しい組織に向けてのテーブルというのはできているんだと思うんですけれども、ぜひこの点について、現場の声をまずよく聞くというところから始めて、やはり現場の人たちが幸せに仕事をしていける環境を整えることが非常に重要であるんだけれども、案外、国会の審議では余り語られていないのではないか、こういうふうに感じるんですが、この点について渡辺大臣の御所見をいただきたいと思います。