近藤基彦の発言 (農林水産委員会)
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○近藤(基)委員 おはようございます。
自由民主党の近藤基彦でございますが、久しぶりの質問で、ちょっと緊張しております。
まず、WTO交渉についてお尋ねしたいと思っております。
本年初めの交渉再開以来、交渉の発展がはっきりしてきました。四月末には、ファルコナー議長ペーパーが公表され、今後の交渉進展が見込まれているところでございます。
また、EPA交渉についても、四月二十三、二十四日に、日豪EPA交渉がいよいよ始まりました。このEPA交渉に対しては、本委員会においても決議をいたしましたように、政府が一体となって全力で当たっていくことが必要だと感じております。
また、日米あるいは日・EUについてもEPA交渉を求める経済界の声などが聞こえてきております。米国、EUという世界に冠たる農業大国とのEPAについて、私としては、極めてその方向に危機感を持っている一人でございます。
本日は、このような状況を踏まえて、WTO、EPA交渉といった国際交渉を初めとして、我が国農林水産物の輸出促進などグローバル化に関連する幅広い分野、そして時間があればバイオについて、松岡大臣の御見解をお伺いしたいと思います。
まず初めに、WTOについて御質問をいたします。
申し上げるまでもなく、WTO体制のもとで開かれた貿易秩序を築いていくことは、我が国を含めた世界の発展にとってもちろん重要ではありますが、それと同時に、自然条件や歴史的背景の違いを踏まえて、世界各国で生産条件の異なる農業が互いに維持発展できるようにすることも非常に重要なことと考えており、この考えに基づいて我が国としても今まで交渉に臨んできたと認識をいたしております。
我が国の農林水産業と農山漁村は、食料の安定供給はもちろんのこと、国土や自然環境の保全、良好な景観の形成といった多面的機能の発揮を通じて、国民の暮らしの中において重要な役割を担っております。
近年、グローバル化の進展に伴い、我が国の農林水産業も国際経済社会との結びつきを強めているところでありますが、今後の我が国農林水産業あるいは農山漁村のあり方を考えるに当たりましては、グローバル化にどのように対応していくかといった視点がますます重要になってくると思っております。
WTO農業交渉に向けた大臣の基本的な方針について、改めてお伺いしたいと思います。