高野博師の発言 (外交防衛委員会)

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○高野博師君 まあ中国の場合には農村部と都市部の格差が約十倍だと、こう言われておりまして、農業政策の中で、これはちょっと余談になりますが農民税を廃止したと、去年で。農民の子弟の教育費も無償にしたと、こういうことをやっているんですね。それが意味するところは、農民税に頼らなくても中国の経済はもうやっていけると、あるいは今の胡錦濤体制が非常に権力を掌握してきたというような背景があるのかなとは思いますが、しかし農民税を廃止しただけで中国の農業問題解決するわけではない。ここは質問をしませんから大丈夫でございます。
 ただ、そのFTAをどんどん進める中で、中国だって中国の農業関係は相当影響を受けるんだろうと思いますが、しかし近隣諸国との関係を強化するという点で積極的に進めているという、こういう事情なんだと思いますが、外交上のあるいは政治的ないろんな意味合いが非常に強いと。
 そこで、もう時間がないんで、FTAを推進するというこの外交政策上あるいは経済外交上やらざるを得ないんだろうと思うんですね。しかし、その中での農業関係、このFTAによって日本の農業が衰退するということになれば、農業ばかりじゃなくてこれは環境問題にもなりますし、いろんな国内的な問題が出てくるという意味でそのバランスを取るのは非常に難しいと思うんです。守るべきものは守ると大臣はおっしゃっておられますが、そこがどこまで守れるのか非常に難しいと思うんですね。
 私は基本的な考え方は両立させたいと、FTAも進めたいと、しかし農業振興もする、食料の安全保障上もやっぱり自給率を高める必要があるということなものですから、非常に難しい中でこれは進める必要があると思いますが、是非そのバランスを考えながら日本の農業が衰退しないように、これは外務大臣、是非よろしくお願いしたいと思いますが、一言、御意見をお伺いしたいと思います。

発言情報

speech_id: 116613950X00220070315_179

発言者: 高野博師

speaker_id: 15245

日付: 2007-03-15

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会