高野博師の発言 (外交防衛委員会)
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○高野博師君 これはまたどこかで議論したいと思いますが、いずれにしても、もう余りにも実態がひど過ぎるということの認識が、大臣にそういう認識がないんじゃないかという私は気がしているんですね。
今日はこれで終わりにしたいと思いますが。どうぞ、退出されて結構ですので。
それでは、外務大臣にお伺いしたいと思いますが、オーストラリアとの社会保障協定が結ばれたということもありまして、日豪関係というのは非常に関係が強化されている、深化していると、こう思いますが、オーストラリアという国をどういうふうに見ておられるのかということなんです。私、こういうこと好きなものですからちょっとお伺いしますが、政体が立憲君主制だと、これは、ああそうかなと、それはそうなんだと、コモンウェルスの一員だと。面積は日本の二十倍、人口は五分の一以下、二千万。かつては白人国家だということで白豪主義を取っていたということもありますが、しかし、アジア太平洋に位置する西洋国家だと。こういう中で、アジア太平洋との関係、このアジア太平洋の平和と繁栄、安定というのがオーストラリアにとってはもうこれは決定的に重要な要素だと。したがって、そういう意味でのアメリカとの関係、同盟関係、安全保障関係、これが重要だと。
しかし、人口二千万のうちの百三十万人は先祖はアジア系だと、こういうことがあって、アイデンティティーとしては、あるいは軸足は、ヨーロッパというよりも、もうアジアに完全に移しているのかなという気がいたします。ANZUS条約で米国との同盟関係ができているという中で、実際には貿易の相手国もほとんどがアジアの諸国だと、こういうことでありまして、日本と共通の利害関係を持っていると。先ほど言いましたアジア太平洋の平和と安定、あるいは米国との同盟、そしてまた民主主義、自由市場経済、法の支配、人権、価値観を共有しているということでありますから、いろんな意味で日本とオーストラリアが関係を強化するというのは、それは非常に大きな意味があると。
今、日本に熱い視線を送っているのはモンゴルとオーストラリアだけだと、だけというと失礼ですが、そういうことも言われておりますが、このオーストラリアをどういうふうに見ているのか、端的にお答え願いたいと思います。