安倍晋三の発言 (外交防衛委員会)
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日米間は掛け替えのない同盟であるということを先般の首脳会談でお互いに一致をしたわけであります。両国にとってなぜ掛け替えのない同盟であるか。これ日米同盟というのは、お互いに自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった共通の基本的な価値を持つ国が同盟関係を持っていくということにおいては、これ特別な同盟関係と言ってもいいのだろう、こう思うわけでございます。
そして、日本にとりましては、安保条約の五条において、日本が万が一侵略された場合には共同対処する、それを約束をしているのは世界で米国、条約によって約束をしているのは米国だけでございます。そして、米国にとっては極東の安全、これはもう米国の国益でありますが、この極東の安全を維持をしていくために同盟関係は不可欠な同盟であるということでございます。正に、両国にとってこれは掛け替えのない同盟である、これを間違いのない、これはお互いにとって掛け替えのない同盟であるということについて首脳会談で一致できたことは良かったと、これは正に世界に対して私たちの同盟の性格を示したものである、このように御理解をいただきたいと思います。
そこで、アジアと世界のための日米同盟でございます。これは今、掛け替えのない同盟というのは、この日米同盟の性格を示したものでありますが、アジアと世界のため、これは正に日米同盟の目的でございます。そして、これはアジアのためのということは、正に日米同盟関係が、これはアジアに向ける米国のプレゼンスを担保するわけでございます。正に、これはアジアの平和と安定に資することにもなっていっています。そして、アジアが抱える諸課題に日米でお互いに協力をして取り組んでいくということも大切でございます。つまり、アジアの中において日米同盟が有効に活用されていく、これは正にアジアのための日米同盟になっていく。そして、正にさらに世界規模における、世界における日米同盟は、例えばこれは中東地域の平和と安定のためにお互いが努力をしていく。
また、軍事面だけに限らずに、先般の首脳会談におきましては、言わば気候変動についての共同声明を出すことができたわけでございます。これは正に同盟関係を基盤に気候変動という世界的な課題について日米が協力をしていく、そしてそれをもって世界のこの環境、地球環境のための貢献をしていくということにもつながっていくわけでございます。
また、中東諸国を訪問した際には、中東の国々からも、正に日米で協力をしてイランの核問題に対して建設的な努力をしていく、あるいはまたイラクの安定化、復興のために努力をしていくということに対しての評価もあるわけでございます。また、例えばパレスチナの問題、中東和平の問題についても日米がお互いに協力をしていくということも重要であろうと、このように思うわけであります。
世界の平和のために、安定のために、この日米同盟は大切な資産として更に私は活用していかなければならない、そのためにも同盟を強固にしていく必要はあるのではないかと、こう考えております。