藤森克彦の発言 (経済・産業・雇用に関する調査会)
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○参考人(藤森克彦君) 私の方は、ホワイトカラーエグゼンプションについてどう考えるのかという点であります。
基本的な方向としては、その時間ではなく、それで、その成果で測っていくということというのが求められている方向ではないかと思いますし、ワーク・ライフ・バランスということをやるのであるならば、その部分が必要かと思います。
ただ、一つ問題なのは、やや私、日本の方ではもう少し議論を深めた方がいいと思いますし、それから、企業の方でもいろいろ深めていかなきゃいけないなと思っているのは、やっぱり人を評価する基準というものがまずしっかりできていない部分というのがあるんじゃないかということでございます。
それから、もう一つの問題は、柔軟な就業形態にした場合の働き過ぎということが起こり得るんじゃないかということの懸念なんだろうと思います。イギリスの方でも、先ほど少し申し上げましたが、四十八時間労働時間規制というものが導入されております。ところが、例外規定がありまして、本人の同意があればそれ以上働くことができる。実際、イギリスの方では二割ぐらいの方々が今いわゆるイギリス流のイグゼンプションを使っていまして、九八年にこの法律導入されたんですが、そのときに二三%、このオプト・アウトを使う方がおられたんですが、二〇〇三年には二〇%に減少しているということで、三%程度しか減少していないということでありますので、多くの方は、この二割程度の方々は引き続き例外規定を使っているということであります。
ただ、イギリスの場合、一つ、働き過ぎというところを減少する、抑制する施策が打たれております。それは何かというと、週四十八時間以上は働いてはいいんだけれども、ただ、一日の労働時間ですね、一日の上限は十三時間に設定されておりまして、これはイグゼンプションになっていないんですね。対象になっておりません。それから、七日間で最低一日は休日を持つということ、それから、一日労働時間六時間以上働いたならば二十分休憩持たなきゃいけないということは、これはイグゼンプションの対象になっていない。ということは、四十八時間以上というところは対象になっているということですが、その部分はあるんですね。だから、その手のところの設定ですね、これは一方で考えていかなくてはいけないんじゃないだろうかというふうに私は考えております。
以上でございます。