家本賢太郎の発言 (経済・産業・雇用に関する調査会)
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○参考人(家本賢太郎君) 御質問いただきましてありがとうございます。
まず、そのITの産業というポイントにつきましてですが、むしろ私はこれITの産業だからこそ積極的に取り組まなければならない産業である、その代表格であるというふうに思っております。
ポイントは二つでして、一つは、やはり二十代から四十代ぐらいまでの子育て期の従業員が非常に集中をしている産業であると。特に、私どもも今平均年齢が三十歳ちょうどですけれども、正にその子育て期中心に従業員が構成されておりまして、逆に子育てができない会社だということで辞められてしまうと、会社の中枢の部分がごそっと抜けてしまいかねないということもあろうかなというふうに思っております。
私どもが事業上の背景でどういうところで取り組みやすかったかというところは一点確かにございまして、ITの産業でもいろんな業種の層がございますが、私どもの場合にはインフラに近いところの層のビジネスをやらせていただいているものですから、例えばドッグイヤーとかマウスイヤーというふうに呼ばれたように三か月、一年で世の中が変わっていくという業種よりは、少しゆっくりと時間が流れている会社なのかなというふうに思います。ですから、例えば人に対して見る見方も、半年、一年で評価をするというだけではなくて、四年、五年という少し長いスパンで会社の経営も考えていますし、人に対する戦略、人事戦略も立てられるのかなというところの特徴はあろうかと思います。
やはり、例えばシステムの開発ですとか電子商取引ですとか、こういった分野ですともう世の中、三か月、半年単位でころころ変わっていきますけれども、私ども大体一つの事業投資が四年、五年ぐらいの投資ですから、そこの余裕は確かに私どもの場合、有り難いことにあったのかなというふうに分析しております。