田村耕太郎の発言 (経済・産業・雇用に関する調査会)

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○大臣政務官(田村耕太郎君) 地方の中小企業の活性化政策ですね。松村先生は地方で御自身で中小企業を経営されていまして、現場の視点をよくお持ちで、もう常日ごろ一生懸命頑張られていますけど、私も先生からいろいろ御指導をいただいています。そういうことと、内閣府の取組を含めてお答えを申し上げようと思います。
 我々、地方の中小企業を支援するために、私、今内閣府では経済財政、金融、再チャレンジ、あと成長力底上げ、いろんな担当を持っているんですけど、例えば再チャレンジとか金融とか成長力底上げ、ここでもしっかり取り組んでまいっています。中で、中小企業を見て、地方の中小企業を見て取組の重点、どの辺に視点を付けるかということなんですけど、一つは金融ですね。あとは人口を増やすということ。その人口を増やす中にも人材を都市から地方に持っていくということ。あと販売力ですね、いいものを作っているんですけど、全国的にもっと売ることを支援してあげる、この辺を重点的に考えています。
 まず金融なんですけど、地域の金融、これ円滑化させようということで、安倍政権が、担保や保証に頼らない融資、これを増やしていきましょうということで発足したわけですけど、具体的に言いますと三つの柱を立ててこれ推進しています。
 一つは、担保や保証に頼らない、その事業の将来性、これを評価してお金を貸し出す。これスコアリングモデルというやり方なんですけど、これもしっかり地域の金融機関にお願いして浸透していただいています。
 次が、今担保、代表的な担保でいいますと不動産と有価証券なんですけど、土地や建物や有価証券は差し出さなくてもいい。例えば在庫を担保にする、養豚業者でしたら豚そのものを担保にする、野菜そのものを担保にする、ちくわ屋さんや豆腐屋さんでしたらちくわや豆腐を担保にする。これ動産担保ということなんですけど、動産担保融資、これも広がりを見せています。
 また、一つの中小企業に対して一つの金融機関が融資するんではなくて、リスク分散の視点から、多数の金融機関がチームになって融資をしていく。これシンジケートローンというやり方なんですけど、リスク分散しながらしっかり中小企業さんにお金のアクセスを付けていくということでシンジケートローン、これもお願いして徐々に広まりつつあります。
 人口と人材に関してなんですけど、暮らしの複線化研究会というのを立ち上げました。これは、Iターン、Uターン、Jターン、人生二毛作、二地域間居住、こういうものを進めていって、都市から地方へ人口を移動してもらおうという政策です。これ内閣府の試算なんですけど、二〇三〇年に一千十八万人、これ大胆な予測ですけど、都市から地方へ人口を移動する、そういう希望者がいるという試算が出ています。例えばその一割、また一%でも十万人、百万人というオーダーですから、地方が人口をしっかり取り込んでマーケットを大きくしていく、こういう支援もやっていきます。
 また、人材のことなんですけど、OB人材マッチングというのをこれ中小企業庁と一緒にやっていまして、これは何かといいますと、大都市の大企業でお働きになっていて退職された方、その方の中で地方の中小企業で第二の人生にチャレンジしてみたいという方を登録いただきまして、逆に今度は地方の商工会議所、この方に中小企業の方の要望を、こういう人材、こういうノウハウや実績を持った方、こういう方が欲しい、販売のノウハウを持った人が欲しい、研究開発のノウハウを持った人が欲しい、製造のノウハウを持った人が欲しい、こういうのを今度は商工会議所の方から挙げてもらいまして、お見合いする形でマッチングさせていく。我が鳥取県なんかでももう既に四名、その実績ができたんですけど、都市から地方へ人材を移転させていく、そういう試みをやっています。
 人口を増やしていく、人材を移転していく、金融を円滑化していく、そしていろんな技術を都市から地方へと広めていく、こういうことを含めて一体的に中小企業を支援していこう、そういう取組をやっていますんで、また、まだまだ改善の余地、まだまだやっていくこともたくさんあると思います。再びこれからも御指導をよろしくお願いします。
 以上でございます。

発言情報

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発言者: 田村耕太郎

speaker_id: 27337

日付: 2007-04-25

院: 参議院

会議名: 経済・産業・雇用に関する調査会