齋藤潤の発言 (経済・産業・雇用に関する調査会)
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○政府参考人(齋藤潤君) 私の方から、最初の御質問であります労働市場改革専門調査会で働き手の視点から見るというふうにあるけれども、例えばどういうところでそういうのが見れるかということがお尋ねにございましたので、幾つかお示ししたいと思います。
先ほどの骨子で申しますと、おっしゃるように、この専門調査会の基本的な視点としては、働き手の視点から見るというのが強調されているというのが、例えば「はじめに」というところの副題にありますように、「働き方を働き手の視点から見る」というふうにございまして、ここに端的に表れていると思いますが、次に第一章のところを見ていただきますと、その問題認識が書いてございます。その問題認識で課題を整理するときにも、働き手が直面する六つの壁ということで、現在、労働市場が直面している問題を、まず働き手の視点から整理してございます。
六つの壁のうち幾つか御紹介いたしますと、例えば正規、非正規の壁ということで、正社員、非正社員間に賃金等で不合理な差がある。あるいは、働き方の壁ということでは、就業継続と結婚、出産、子育てが両立できないような状態にある。あるいは、性別の壁ということで、男女間に賃金等で不合理な差、役職に就く比率に差があるというようなこと。こういったことを指摘しているということでございます。
もちろん、現在、日本経済が直面する問題というのを見たときに、マクロ経済的な問題もございます。ここではそれが経済成長に対する制約という形で整理されておりますが、それもここでは働き手が直面する六つの壁と非常に深く関連していると。その働き手が直面する問題を解決することなしにはマクロ経済的な問題も解決できないという、そういう問題認識があるかと思います。
それから、第三章のところで、先ほども御説明いたしましたように、ワークライフバランス憲章というものの策定を提言しておりますけれども、ここを見ましても、基本的に働き手の視点というものが基本に据えられまして、そういった観点から若年者、女性、高齢者を取り上げて就業率目標というのが出ておりますし、労働時間の短縮という問題についても数値目標が掲げられているということでございます。
以上でございます。