甘利明の発言 (経済産業委員会)
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○国務大臣(甘利明君) 御指摘のとおり、一九九〇年、基準年比で現在八・一%、正確に言いますと東京電力の原発が止まったのがカウントされていますから、それがもう稼働していますから、これからマイナス二・三ですからプラス五・八パー、先ほどの御質問いただいた志賀の停止がまたこれに、マイナスから更に今度はプラスになりますから六パーぐらいになるんでしょうか、八パーと合わせると一四%くらい削減しなければならない、これは大変厳しい目標であります。
我が省の所管でいいますと、この目達計画を具体的にブレークダウンして、経団連が自主行動計画というのを持っております。これは目標値をクリアして、クリアしているところについては更に目標値を上げて、削減目標を上げて取り組んでもらっていますし、自主行動計画に参画してない業界もどんどん参画していってもらっています。ただ、今まで参画をして事実上目標を決めてやっていただかないところは、一番先頭に立って本来いただかなきゃならないマスコミ業界は、スローガンは掲げていますけれども、新聞もテレビも具体的にどれぐらい引き下げると一切言及をしていただいておりません。ですから、スローガンは結構ですから、じゃ、あなた方のところも参加して目標を掲げてやってくださいということを言っておるところでございます。
で、所管外の部分が相当増えております。運輸部門とか、あと家計部門、家庭部門ですね。業務は、所管、官房所管だと思います。ですから、これについては電力会社の本社ビルとか鉄鋼会社の本社ビルでは極めて精力的に削減目標に取り組んでいってくれています。ですから、オフィスビル全体の取組に波及をしていくように、この削減プロセスを手本として横へ伸ばしていきたいというふうに思っております。あと、環境省中心に京都議定書の目標達成に向けた閣僚間の取組も今進んでいるところでありますし、我が省の所管外についてもノウハウを提供しながら進めていきたいというふうに思っております。
それから、二点目の先生の御質問の、ポスト京都についてであります。まず、京都議定書は達成する、全力で達成するということに向けてやっています。そして、その発言力を高めていって、ポスト京都の枠組みに日本が主導的に割って入っていくということをしたいと思います。
ここで、ポスト京都で一番大事なことは、すべての主要国が参加するということであります。それから、それぞれの国の努力が評価される仕組みであること。EUが削減目標を二〇パーとか三〇パーとかポスト京都に向けて決めておりますが、もっと言いたいのは、エネルギー原単位で言えば日本を一とすると、EUは今度新規加盟国が入りましたから、それも含めると一・九です。つまり、日本の二倍ぐらい効率が悪いんです。日本と同じ効率にしてくださいと。それだけで恐らくEU目標は五〇%ぐらい下がるんじゃないですか、たしか四六%と聞いておりますけれども。二〇%なんか甘いんじゃないですかと、日本と同じ効率でやっていただくんだったら四六%下がりますよということを申し上げたいというふうに思っておりますが。
いずれにしても、効率の努力がちゃんと反映されること、それからみんなが参加すること、これが大事だと思います。