大門実紀史の発言 (国際問題に関する調査会)

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○大門実紀史君 今日は、お忙しいところ、ありがとうございます。日本共産党の大門です。ちょっと経済のことに絞ってお聞きしたいと思います。
 寺島参考人にお伺いしますけど、私もアジア、特に東アジアでの連携というのはもう必要、必然だと思っております。参考人のレジュメの一番最後のところをもう少し聞きたかったんですけれども、東アジア共同体との関係ですが、一つだけ、もう時間がないんでお聞きしますけど、この中に、金融での協力、東アジア共同体への段階的接近法というところがありまして、金融等々書いてございます。
 先ほどもありましたけれども、マネー経済化している中で、この金融抜きにこういう連携とか協力はもうあり得ないと思っているんですけれども、ただ、実際には、日本も、先ほどのレジュメにもありましたけど、アメリカの米国債を買っている、中国もこの間増やしていると。マネーはやっぱりアメリカに流れているという関係がございますね。その一方で、日本の財務省も頑張って、チェンマイ・イニシアチブとかアジア債券市場というのもまた一方でやっています。
 お聞きしたいのは、やっぱりこの為替問題がネックになって、外貨準備でドルを買っちゃいますと売るに売れないと。売ると円高になってしまうと。このくびきを付けられての中でどうやっていけばこの金融面といいますか、アジア資金がアジアの中に還流していくという、もちろん実体経済が膨らめばというのもあると思いますが、金融的にといいますか、為替的にどの方向に進めばそういうことが可能になるのかなと。例えば通貨協力とか、そういうことを進めれば方向が見えてくるのかどうか、御所見があれば伺いたいと思います。
 高橋参考人には、これもちょっと素朴な疑問なんですけれども、素朴なお聞きしたいことなんですが、九・一一の前に既にブッシュ・ドクトリンとかアメリカのネオコンの人たちは、中東のイスラム社会に金融も含めたグローバリゼーション、マーケット、市場経済を広げるんだということを言っておりました。
 ただ、中東のイスラムの世界というのは非常に原理的なところがありまして、コーランでは金利を、利息を取っちゃいけないとか、いろいろございますよね。文化の問題がございますよね。本当に中東のイスラム社会でそういうグローバルな市場経済というのは浸透していくものなのかどうか、常々疑問に思っているんですけど、お詳しいと思いますのでお聞きしたいというふうに思います。
 以上です。

発言情報

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発言者: 大門実紀史

speaker_id: 16551

日付: 2007-04-25

院: 参議院

会議名: 国際問題に関する調査会