溝手顕正の発言 (災害対策特別委員会)

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○国務大臣(溝手顕正君) 今回の地震は、マグニチュード六・九と、地震の規模としては新潟県の中越地震を上回るものであると言われておりますが、そのため、多くの高速道路あるいは道路、水道、下水道、ライフラインの被害が生じたのも事実でございます。
 しかし、私の受け止めたことは、そういったインフラの被害もさることながら、個々の住宅の損壊というのが非常に目に付く被災状況であったと、このような受け止め方をしております。
 佐呂間の竜巻それから山古志村、それぞれ訪れる機会を得ましたが、その比較で申し上げましても、特に住宅の損壊というのが非常に特徴的であるという印象を持っております。しかも、門前町なんかを見ますと元々新しいうちがほとんどないと、恐らく何十年にわたって過疎化が進んできた。もう既に住む人もかなりなくなっていた古い家並みが一挙に地震で壊れてしまったということで、先生が御指摘のとおり、例えば災害救助法の適用とか被災者生活再建支援法という法律では想定、カバーし切れないような問題点が出てくるんではないかと。
 再建する意欲をお持ちの人がどれくらいいるんだろうか、それだけの経済的な負担に耐えられることがどうだろうかと。それから、復興には時間も掛かる、その時間に耐えられるだけの体力が果たしてあるんだろうかという、そういう高齢者の問題がこれから一番大きな課題になってくる。そのために、地域のコミュニティーをいかにして維持をして、これから、補充というんですか、補強していくかということが大きな特徴になるというか課題になって、今回の災害の大きな特徴ではないかと私は考えております。

発言情報

speech_id: 116614339X00320070404_013

発言者: 溝手顕正

speaker_id: 35041

日付: 2007-04-04

院: 参議院

会議名: 災害対策特別委員会