岡田広の発言 (少子高齢社会に関する調査会)
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○岡田広君 ごめんなさい。高橋参考人にお尋ねをいたします。
先ほどいろいろ説明をいただきまして、大変分かりやすく理解をしましたけれども、これからが本格的な高齢化社会であると、これにどう対応するというのが大変重要な問題であるというお話でしたけれども、そういう中で、高齢者は特別な存在ではない、したがって高齢者対策ではないというお話がありました。安全、安心の環境整備が大事であり、それが高齢者対策となるという、そういうお話でした。私も全くそのとおりだろうと思っています。
働く人たちの環境整備というのは非常にこれも大事で、今国会に仕事と生活の調和が大事だということで労働基準法の改正を出しています。労働時間制度の見直しを行うということですけれども、時間外労働の削減ということで割増賃金の改正とか、こういう法案を出しているわけです、あるいは最低賃金法の改正とか。
そういうことで、私は、特に高齢者の問題というのは、医療とか介護とか言われますが、まず、とにかくこの数字見ても長寿社会になると。寿命が延びていくという中で正に健康寿命が大事なんだと思っているんですけれども、高齢者の人たちもそれなりに元気で、それぞれの地域でできることで地域社会に奉仕をするとか貢献をすると、こういうことが大事だと思っています。
私、特に独り暮らしの高齢者ですけれども、例えばペンダント、愛のペンダントという事業をやっていまして、高齢者に、独り暮らしの人にペンダントをあれして、夜、深夜でも何か用事があるときはボタンを押すと消防に通報が行くようになって消防が出ていくんですけれども、消防が出ていくと、半分以上が独り暮らしで話し相手が欲しいという、そういう、非常災害ではないという、そういうデータも出ているんですけれども。
もう一つ、愛の定期便というのを例に挙げたいと思いますが、これは独り暮らしの高齢者に二日に一回ヤクルトや牛乳を配達するんですが、これも正に、そのヤクルトや牛乳をもらいたいということではなくして、安否の確認とか激励ということが主でこういう事業を地方公共団体でやっているんですけども、やっぱりそうなってくるとなかなかその高齢者の人たちがもう話し込んでしまうということで能率が上がらないと、こういう問題点もあるんですけども、こういうことで、私は、高齢者の人たちはまず話をする相手が欲しいという。
今、先ほど普通に生活できる国づくりが必要というお話も先生からありましたけれども、住宅をバリアフリーにするとか、あるいは交通、そして、私最も大事なのは情報だと思うんです。高齢者に今IT時代ですからたくさん情報入ってきますけども、自分の、それぞれの人がどの情報が自分の仕事や生活に生かすことのできるかという、そういう情報を取捨選択する、これがとても大事である。そういうためには私は情報交換する場所づくりが必要なんだと、そういうふうに思うんです。
昨年、教育基本法改正されまして、生涯学習の考え方、理念が新しく書き加えられたんですけども、生涯学ぶ環境をつくるということは私とてもこの高齢化対策の中で大事だと思うんですが、生涯学習の考え方について高橋参考人にお尋ねしたいと思います。