高市早苗の発言 (内閣委員会)

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○国務大臣(高市早苗君) 科学技術政策、イノベーション、少子化・男女共同参画及び食品安全を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。
 まず、成長の大きな原動力であるイノベーションの創出については、二〇二五年までを視野に入れた長期の戦略指針「イノベーション25」を、イノベーション25戦略会議の二月の中間報告を踏まえ、五月末までに策定し、活力ある社会の実現を目指してまいります。
 また、これを支える科学技術の力を強化し、引き続き科学技術創造立国の実現を目指すため、第三期科学技術基本計画に基づく科学技術の振興を強力に推進します。
 原子力政策については、安全の確保を大前提に、原子力委員会が策定した原子力政策大綱を推進します。
 IT政策については、行政、医療、テレワーク等身近な分野でITの利活用を推進し、生産性向上等の社会経済の更なる発展、飛躍を図るための政策パッケージを策定するなど、IT戦略を一層推進します。
 少子化対策については、安心して結婚し、子供を産み育てることができるように、昨年六月に決定した「新しい少子化対策について」を着実に推進するとともに、国民の御意見に基づいて施策の運用面の改善等に取り組みます。さらに、制度、政策、意識改革など、あらゆる観点からの効果的な対策の再構築、実行を図るため、「子どもと家族を応援する日本」重点戦略を打ち立ててまいります。
 また、子育てをしながら早期の再就職を希望する女性や、配偶者からの暴力や母子家庭など、困難な状況に置かれている女性を支援するため、女性の再チャレンジ支援プランを着実に実施するほか、男女がともに個性と能力を発揮できる社会の実現に向けて、仕事と生活の調和を積極的に推進します。
 次代を担う青少年の育成については、現下の青少年をめぐる諸課題に適切に対処するため、青少年育成施策大綱や子ども安全・安心加速化プラン等に基づき、各施策を総合的に推進します。また、若者の自立を支援するため、キャリア教育等をより一層推進するための方策を取りまとめます。
 次に、国民生活における安全、安心の確保を図るため、事故情報の効果的な活用などを進めます。また、個人情報保護の推進、市民活動の促進、消費者政策の推進に取り組んでまいります。
 食の安全については、国民の信頼を確保するため、食品安全委員会による科学的知見に基づく中立公正なリスク評価の実施や、消費者を始めとする関係者とのリスクコミュニケーションの一層の充実に努めます。また、食育を、家庭、学校、地域等を中心に国民的広がりを持つ運動として推進します。
 このほか、重点施策実施計画の見直し等の障害者施策の推進や自殺総合対策大綱の策定を行います。さらに、安全で安心して暮らせる社会の実現のため、高齢社会対策、交通安全対策、犯罪被害者等施策などを総合的に進め、また、遺棄化学兵器処理など担当する施策を適切に実施してまいります。
 藤原委員長を始め、理事、委員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。

発言情報

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発言者: 高市早苗

speaker_id: 24045

日付: 2007-03-13

院: 参議院

会議名: 内閣委員会