増田寛也の発言 (予算委員会)

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○増田国務大臣 今、委員からお話ございましたとおり、九月の末、二十九日でございましたが、島根の方にお邪魔をいたしまして、地域のさまざまな皆様方と率直な意見交換をしてまいりました。岩手でも、限界集落、過疎地域の問題、いろいろ苦労いたしましたけれども、島根も場合によっては岩手以上だなという思いもございましたし、本当に御苦労されておられるなということでございました。
 しかし、地域の皆さん方が、あるいは県、市町村が、それでは国の財政支援だけを待っておられるのかといえば、決してそうではなくて、いろいろな新しい取り組みをぜひ行っていきたいという意見も随分多く寄せられました。
 例えば、医師不足が大変島根は深刻でございます。隠岐の病院長さんが来られましたけれども、院長さんは外科医で、外科手術をするときにどうしても麻酔医が足りないというときに、一生懸命外科医の皆さん方で麻酔の勉強をされて、そして、当面の麻酔については自分たちで対応できるようなそんなことも自分たちの自助努力でしておられて、大変頭の下がる思いでございました。
 それからまた、そうした限界集落的なところを支えていくために、外部のNPOの皆さん方が入ってそうした地域を支えておられる、そうした人たちと組んでいろいろやっておられるという姿を見せていただきました。ただ、そのNPOの皆さん方も地域の皆さん方も、ずっとというわけではないけれども、そうした取り組みが定着するまでの立ち上がり、本当にソフト的な部分について多少公的な支援が得られないものだろうかどうか、こんなお話もございました。
 それから、あわせて、アクセス道路、これはもう弱者の皆さん方にとっても医療なりなんなりの本当に支えになるわけですが、そうしたところの交通の足、道路整備もそうでございまして、その後のバスの運行等も非常に大事だと思いました。
 それから、企業誘致をしようにも情報インフラが整っていないので、せっかく企業にお声をかけても企業が目を向けてくれないといったようなこともございました。
 ですから、施策をばらまきに決してするわけではございませんけれども、何が地域にとりまして重要かということをよく見きわめた上でやはり支えていく必要がある。そしてそれは、何も今までの人口増、右肩上がりの時代を前提にした仕組みというよりは、むしろ、これからの大きな社会構造の変化というものをよく直視した上で、場合によっては省庁横断的な中山間地域対策といったようなものを今後新たに生み出していく必要があるのではないか、そんなことを考えたところでございまして、きょう夕方、第一回目の統合本部等を立ち上げるわけでございますが、その中でよく議論をさせていただきたいと思っております。
 今後も、こうした地方に足を運んで地域の皆様方の御意見をよくお聞きした上で、それぞれの地域に合った処方せんづくりに努めていきたいと思っております。

発言情報

speech_id: 116805261X00220071009_085

発言者: 増田寛也

speaker_id: 24135

日付: 2007-10-09

院: 衆議院

会議名: 予算委員会