増子輝彦の発言 (経済産業委員会)
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○増子輝彦君 大臣、大臣あるいは安倍内閣の思いが国民の皆さんに伝わらなかったというようなお話でございましたけれども、私は逆だと思うんですね。いわゆる有権者の皆さん、特に地方の皆さんのお考えを政治が吸収できなかった、その民意を酌み取ることができなかった、その上に立って様々な政策というものを立ち上げてそれを強引に進めてきたというようなことが、私は逆に今回の結果を招いたのではないだろうかというふうに思っております。
そういう中で、安倍内閣から福田内閣、まあ、大臣は先ごろの総裁選で福田さんではない方を一生懸命応援をされた、しかし結果として引き続き閣内にとどまり経済産業大臣としてその任に当たることになったということは、言わば今日までの大臣の一つの評価を得たものだと実は私も内心喜びながら、今後の経済産業行政の中でしっかりと様々な課題に取り組んでいただかなければならないと期待もしたいと思っております。私も民主党の次の内閣の経済産業の担当責任者という立場を仰せ付かりました。私どもは、やはり最大の課題は地方とこの都市の格差をどのような形の中で是正をしていくかということの一点に今の時点では尽きるのだと思います。
日本経済全体を見ていくところによると、先ほど大臣からもお話がありましたとおり、イザナギ景気を超えたといいながら、やはりそれぞれの方々、特に地方においてはその実感というのは全くないわけでありますし、ましてや中小零細企業あるいは農家、様々な分野においてこの恩恵というものはあらゆる面でないわけであります。そういう中で、やっぱりこの地方をどういう形の中でしっかりと立て直していくか、格差を是正していくのか、これは特に経済産業行政の中では大きな役割を持つものと私は思っております。そういう意味では、今までのともすればグローバルスタンダード、市場原理主義の中で大きい者だけが、強い者だけが残ればいいという形ではなくて、地方に、小さい方々に、弱い方々に政治というものはしっかりと光を当てながら政策というものを実行していかなければならない、そのように強く思っております。
そういう意味で、私は、今回のその任に当たるに従って、中小零細企業重視のやはり経済産業政策というものをしっかりとやっていきたいというふうに思っているわけでありますけれども、この点について、現時点での大臣が中小零細企業に対する思いあるいはお考え方、現在の状況をどのようなお考えを持っているか、その所見をお伺いいたしたいと思います。