津田弥太郎の発言 (厚生労働委員会)
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○津田弥太郎君 津田でございます。
正に小林委員が御指摘をいただいたこの公的年金制度について、保険料の流用の問題以外にも問題があるというこの御指摘は、これは大変重要な点でございます。
それゆえに、民主党としまして、さきの参議院選挙におきますマニフェストで三つの約束のまず第一番としてこの年金問題全般について取り上げまして、我が党は何と六十議席という大変な圧倒的な国民の信頼を得たわけでございます。マニフェストの約束一におきまして、本法案の内容以外にも、年金が国民生活の最後のよりどころであることにかんがみ、民主党が率先して消えた年金問題を解決することなど、国民の年金を必ず守るための総合的な施策を提言しているところでございます。
ここで念頭に置くべきは、本法案の趣旨説明におきまして隣の蓮舫委員が指摘をしましたように、賦課方式の公的年金制度においては、引退世代の給付を支えるために、現役世代それから将来世代が保険料を納付することが制度存立の大前提であり、制度への信頼が不可欠の要素であるということであります。
しかるに、現下の状況は、本年六月十九日の全国紙世論調査で、小林委員が御指摘をされましたように、この国の年金制度を信頼していないという人が七六%というふうに、年金制度への国民の信頼は過去例を見ないほど失墜をしているわけでございます。
三回連続して私どもがこの年金流用禁止法案を提出をしているのは、正に地に落ちた公的年金制度への信頼を早急に回復すべきであるとの我々の確固たる信念に基づくものでありまして、そのためには、国民の制度への信頼を失墜させた大きな理由の一つであります保険料流用について、国権の最高機関である国会の意思としてこれを明確に禁止することがどうしても必要であるというふうに考えているわけであり、このような事情もあり、本法案については、年金制度改革と同時並行的に、否、むしろ制度改革を行うに当たって、年金そのものへの信頼、そしてそれを行う立法府自身への信頼を回復するために先んじて行わなければならないものであり、今国会の法案の成立を是非ともお願いを申し上げたいと思っております。