藤末健三の発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)
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○藤末健三君 大塚先生の御質問、どうもありがとうございます。
私は、頭四つの点についてお答えさしていただきたいと思います。
まず、コンサルタントの関係の方が補強が必要であるというメモを作られたんではないかと。事実関係は実際に現地に行って確認をさしていただきました。回答をいただきましたが、メモは存在するということでございます。ただ、メモの位置付けが、正式な文書になっていないということもございまして、そのメモが重要視されなかったのは事実であるという回答は私は現地でいただいてまいりました。
そして、二番目の問題でございますが、刑罰と申しますか、何か業務上過失致死とかいろんな議論ございましたが、これにつきましては、ベトナム政府の方も原因をきれいに究明し、そしてその後、刑事的な問題、民事的な問題をベトナムの法律で処理するということになるであろうということを明確にいただいております。
そして、三番目の補償金の件でございますが、私たちがお会いしたベトナム政府のクアン大臣なども、やはりこの犠牲者の方々の遺族そしてまた負傷された方々に対する補償というものは非常に重要であるという話を私もいただいておりまして、実際に現場を見てきて、私も制度的にどうか分かりませんが、やはり何らかの日本の政府としての補償は行った方がいいんではないかというふうに考えます。
そして四点目の、我々がベトナムに伺った最終日に発表された千二百三十二億円のこのODAということにつきましては、私は情報を現地ではいただいておりません。これは、うちの調査団だれも情報はもらっていないと思います。
今回の調査に関しまして、これは外務省の方を批判するわけではないですが、事前のレクチャーも非常に不足しておりました。実際にこの橋の設計図もない、もう簡単な紙切れ二枚で事前に説明をいただいたということに対しては、私も外務省の方にきちんと説明をしてくださいということを申し上げましたし、また一つ、これはもうODA全般について言えるんですけれど、外務省の方々がもう少しきちんと情報を公開するという態度を示さなければ、我々のこの国会におけるODAの委員会の活動、そしてまた納税者の方々、今、国の予算七千億円程度を使っているわけでございますが、やはり納税者の方々に対する説明責任を果たすという意思が外務省には少し足りないんじゃないかということは、この二回目の、私は二回目でございますので、調査団で伺いましたのは、二回のこの調査の派遣で痛感させていただいております。
私からは以上でございます。