藤末健三の発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)

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○藤末健三君 まず、ODAの貢献、現地に対する貢献、我が国に対する貢献ということにつきまして、私は実は八月に自分でカンボジアの方にも行ってODAを視察してまいりました。
 そのときの経験と今回のベトナムの経験を併せて申し上げますと、今我が国のODAによりましてASEANの国を横に通じる道を造っているんですよ。実際に、その道路に即して我が国の企業が工業団地などを造り、どんどんどんどん進出していると。それはタイまで通じるということで、一つの新しい日本の企業が、製造業が特に活動するという道を僕は造っているということは、我が国の利益にもなるしベトナムの利益にもなるということになっていると思います。
 実際に、プロジェクトはどう決まるかということを現地で伺いますと、やっぱり初めから日本の例えば大使館の方々、JICAの方々がアドバイスしながら組み立てていると、プロジェクトを。ということで聞いておりますので、私は、実際にカンボジア、ベトナムを拝見させていただきまして、これは現地の経済発展のためにも役立つということとともに、我が国の企業がASEANで活動するという意味でもプラスになると思います。
 そして、一方で中国の問題につきましては、今回、ベトナムにおいてもどうなっているかと申しますと、南北に通る道を中国は造ろうとしていると。中国の経済発展のために造ろうとしている傾向が私はあると思います。
 我が国は横ということを言うとまたこれちょっとあれですけれども、正直申し上げて横になっているというような経済開発の合戦があるということがございますし、また二年前にアフリカに伺ったときに感じましたのは、例えばタンザニアに伺いますと、タンザニアにおいては我が国が第二位のODAカントリーであるにもかかわらず、行ったところ先々でおまえは中国人かというふうに聞かれるという状況が生じていまして、実際に中国のODAにおける活動というのは、中国人がどんどんどんどん来て現地で働いているという意味合いにおいて、金額ではなく、何というか顔が見えるという意味では効果が非常に大きいものではないかと、存在感があるものではないかということを感じております。
 以上でございます。

発言情報

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発言者: 藤末健三

speaker_id: 22845

日付: 2007-12-19

院: 参議院

会議名: 政府開発援助等に関する特別委員会