山田正彦の発言 (厚生労働委員会)
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○山田委員 大臣、もう一つ聞いておきたい。私の出している資料の七の一と二を見てください。
今度の後期高齢者医療保険制度で、これは「終末期の判断」というものです。これは、終末期は治療効果が期待できず、予測された死への対応が必要となってくるとありますが、その中で、予測される生存期間、二週間とか一カ月とか、そして本人のリビングウイルがありますが、次のページ、書式を見てください。輸液、希望する、しない。中心静脈栄養、希望する、しない。まさに、延命治療をやめさせるということですよね。延命治療をやめさせるということは、八十から九十になって急変して終末期になった人にその意思をまずはかり知ることができるかというと、これは無理だと思います。
私も弁護士をしておりますが、刑法の中で尊厳死の要件というのは非常に厳しい。大臣も御存じだと思います。家族の同意も、本人の推測できる意思も、そして、絶対もう不治の病で終期、終末が近いというかなり限定された場合にだけ尊厳死は認められると思っています。ところが、終末期の定義すらなく安易にこの延命治療を認めるというのは、まさに、うば捨て山で早く死になさいということと一緒なんですね。
時間がなくなったので最後に申しておきますが、実は大臣、いろいろ私も調べました。なぜこんなに金がかかるのか、なぜ金がないからこんなことをやらなきゃいけないのか、大臣、いろいろな方がそう言われます。
では、厚生労働省の天下りの団体、これが幾らあるのか、きのう、教えなさい、あした質問するから持ってきなさい、そう言ったら、私にその厚労省担当者が何と言ったかというと、そういうものは厚労省としてありません。ところが、私はうちの長妻議員から手に入れておりましたので、本当にないのかと言ったら、はいと言うんです。ここにあるぞ。ここにあるんですよ全部、大臣見てください、これ。大村筆頭に電話を入れたら、大村筆頭が向こうの官房長に入れて、けさ持ってきたのがこの資料なんです。
ただ、私は思いました。実は、私が言ったときに、出してこいと言って出した資料というのがあるんですが、その中で、七百二十四、いわゆる厚労省の天下りがあって、いろいろな社団法人、財団法人、社会福祉法人こどもの国協会とかいっぱいあるんですが、それが全部で七百二十四あって、そこに使われている天下りのためのお金が全部で四千八百十億なんです。この資料八の一を見てください。これは、長妻さんの方で私の方に提供していただいた資料です。
そして、けさ、やかましく言ったら厚労省が持ってきた資料です。これで見ますと、驚きました。もう時間がないので一方的に話させていただきますが、実は全部で千百二十あったんですね。何と、天下りしている人だけで百十一と四百六十四、いわゆる監事とか評議員まで入れると千七百七十九人いるわけですから、こういったものをすべてやめれば、後期高齢者医療保険制度は全くやらなくて済むんです。
さらにもう一つ、最後に言っておきます。全体で天下りがどれだけいるのかということです。これも我が党の長妻議員から調べていただいた衆議院の予備的調査ですが、いいですか、〇七年四月一日現在、四千六百九十六法人があって、二万六千六百三十二名の官僚の天下りに給料が払われていって、そういったお金、税金が使われている金額は全部で十二・六兆円だというんです。
こんなことを改めないで、さっき大臣が言ったように、医療、介護、これを受けられない難民、ベッドから追われている、病気、そして、それぞれの人がそれこそ自宅で栄養ドリンクを二、三本転がしているだけで、一週間水しか飲まずに死んでいる人たちが五万人から六万人いる現実、これを考えてぜひ是正していただきたいと思います。
長くなりました。私の質問を終わります。