2008-06-03
衆議院
石崎岳
厚生労働委員会臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案審査小委員会
石崎岳の発言 (厚生労働委員会臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案審査小委員会)
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○石崎小委員 おはようございます。自由民主党の石崎岳でございます。
参考人の皆様方、お忙しい中、貴重な御意見を賜りまして本当にありがとうございます。また、見目さん、中村さん、それから杉本先生も、御自身の本当に痛切な体験を聞かせていただきました。本当にありがとうございます。
臓器移植法ができまして十一年。三年の見直し規定というものもございますが、それからでも、もうかなりの時間が経過をしているという状況です。現在、国会にA案、B案、C案というものが提出をされておりますが、国会としてしっかり議論しているという状況とはとても言えない現状にございます。また、現行法の詳細な総括ということも不十分であるというふうに思っております。
これは、例えば、この厚生労働委員会という委員会が大変忙しい、常に紛糾する委員会であるという面もありますし、この問題についての、議員それぞれ、あるいは各政党のスタンスというものが異なるということもありますし、また、先ほどお話がございました人の死、人間の死生観、文化にかかわる極めてデリケートな問題であるという側面もあるということで、一つの結論を出すということに慎重にならざるを得ないという背景もあると思いますが、国会の役割からしますと、しっかり議論をして、その上で結論を出すということが我々に課せられた大きな役割だと認識をしております。
一方では、客観的に見ますと、この十一年で脳死下の臓器移植は七十例と極めて数が少ないということ、それから、海外での移植を受ける患者さんが多く、またその費用も莫大にかかるという現実がございます。また、ドナーカードの普及も余り進んでいない。また、健康な体にメスを入れて、家族から臓器をもらうという生体間移植もふえているということ、これは大変憂慮すべき現状であるというふうに思っています。
A案、B案、C案、それぞれの考え、それぞれの思想に裏打ちされた提案でありますから、どれがいいとか悪いとかということは価値判断すべきものではないというふうに思いますが、やはり一方で、臓器移植をめぐる日本の現状もこのまま放置すべきではないと私は思います。ですから、国会としては、しっかりとした議論の上に、それぞれの議員が自己の信念に基づいて、党議拘束を外して判断して結論を出す、出された結論については、違う立場の人間もそれを尊重するということ以外にないのではないかと私は考えております。
きょうの参考人の皆様の御意見を聞いても、それぞれの立場で見方が百八十度変わる、そういう種類の問題でございますが、きょうの御意見を参考にしてまた議論を進めていきたいと思っております。
最初に、見目さんにお聞きしたいと思います。
先ほどから、国会での議論がなかなか進んでいないという現状がございます。大体、会期末に参考人質疑をやって終わるというふうなパターンが多いわけでございます。我々政治家の動き、国会の動き、こういったことについて大変歯がゆい思いをされているかと思いますが、この政治の動きについての率直な御意見を聞かせてください。