2008-06-03
衆議院
福嶌教偉
厚生労働委員会臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案審査小委員会
福嶌教偉の発言 (厚生労働委員会臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案審査小委員会)
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○福嶌参考人 まず、脳死判定そのものについて心臓移植をやっている者が答えるというのは、本来は余り正しいことではないので、実際には、脳死判定を行った先生にここへ来ていただくというのが大事なことかなと思っております。
ただ、実際に脳死判定の現場にも私も立ち会うことがございますので、判定をさせていただいて、やはり一番大事なのは、無呼吸テストといって人工呼吸器をとめる検査をする。それをしないと、実際に呼吸が起きてくるかどうか、先ほど杉本先生がおっしゃったように、脳波だけではこれは実はわからない面がございます。ですから、それをきっちりするということが大事で、その判定を行うことに、法的脳死判定を行っている先生方は非常に努力をされています。
それと、もう一つは脳波の感度を上げることで、実際には、ICUという部屋ではかなりハムみたいなものが入りますので、それをなくして、本当に平たんかどうかという努力をされていたり、その努力のもとで現在までの七十例が行われていて、そこで問題が起きたということは私は考えておりません。
それともう一つは、仮にそういう脳死判定の経験の少ない施設の場合は、実際に経験された先生が現実には行って、確実なものをさせていただいている。ですから、例えば筋電図が出るとか、おかしい場合はこれはもう脳死判定を行っておりませんので、そういったことはきっちりとさせていただいているというふうに私は確信を持っております。
それとあと子供のことに関しましても、確かに以前、一番最初におっしゃられていたように、一週間、二週間で心臓がとまるかということにつきましては、実は、脳というのはいろいろなホルモンを出しておりまして、そういったものを補うであるとか人工呼吸器をつけることで、脳というものがなくても心臓が一カ月以上動く例というのは、あの統計ほど多いとは考えられませんが、ゼロではないということは確かだと思います。
特に子供さんの場合にはそういうことはございますが、ただ、あの論文あるいは新聞の掲載で一番問題なのは、今言いました、肝心な無呼吸テストがされていないということが問題で、もし反対するのであれば、それが行われていない症例で本当にどうかということをきっちりと出した上で反対されることが重要ではないかというふうに私は考えます。
ですから、もしそういうことであれば、実際に無呼吸テストの重要性についてきっちりとお話のできる先生を呼んでいただければ私としてはありがたいというふうに考えております。
以上です。