2008-06-10
衆議院
ルーク・ノエル
厚生労働委員会臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案審査小委員会
ルーク・ノエルの発言 (厚生労働委員会臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案審査小委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○ノエル参考人(通訳) 大村先生、御質問ありがとうございます。
指針の中で、透明性、これは精査に耐えるというふうに言っています。精査に対してオープンとしています。まず監督しなくてはいけない、そして活動、慣行だけではなくて、組織また予算までも開示するということが入ってきます。決して隠してはいけないということなのです。これには長期的な成果も入ってきます、レシピエントとドナーの長期的な結果です。もちろん、これは、機密保持のあることは守らなくてはなりません。患者さん、それからドナーの匿名性も守らねばなりません。
移植についてですが、まず、国民に対して認識をしてもらうとこれは一つの成功につながっていくのです。というのも、移植のすばらしい結果が出たら、それは国民と共有しなくてはいけない。また難しい問題があった場合にも、それを国民と共有しなくてはいけません。ここが肝要なところであります。
それから御質問の二問目ですが、国際移植学会は移植ツーリズムを非難しました。WHOも非難しております。我々の総会の五七・一八、二〇〇四年の決議でも、移植ツーリズムは非難されています。これは、海外に行って臓器売買のアクセスを持つということを口語的な言い方で言ったものが移植ツーリズムであります。
また、これはレシピエントにとっての解決策でもあります。彼らは透明性がないわけです。こういった人たちには透明性が保証されていないんです。いわゆる有害事象があり得るということも我々は知っています。例えば、海外で移植を受けることによって感染症がうつるということもあるわけです。
ですから、移植ツーリズムというのは、ある患者のニーズを満たすやり方、経済力のあるような国で、こういったやり方でその患者のニーズを満たすべきではありません。ですから、これは間違った信号を発してしまうので、このようなことはやめていかなくてはなりません。そこで、この国際移植学会は、WHOと協力してこのような形で非難しているわけです。