2008-06-10
衆議院
ルーク・ノエル
厚生労働委員会臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案審査小委員会
ルーク・ノエルの発言 (厚生労働委員会臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案審査小委員会)
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○ノエル参考人(通訳) 先ほど申し上げましたが、移植というのは、地域社会への奉仕であり、コミットメントということ、あるいは健康の当局の関与というものも含まれてくるのです。
この関与ですが、これは地域の資源を管理するということがかかわってきます。それによって共通レベルの認識を達成するのです。それにはコミュニケーションが必要です。
二つのシステムが同意に関してあるのは御存じだと思います。一つは、明示的な同意、いわゆるオプトインと呼ばれるもの。あるいは、推定同意と言われるもの、オプトアウトというのもあります。
米国は違いますが、最も成功している国々はオプトアウト、つまり推定同意のシステムであります。これが機能するためには、すべての市民が十分に知識を持って、もし自分が臓器のドナーとなる可能性があったら何があるかということをわかっていなくてはいけない。ですから、そのためには市民に対して情報を提供しなくてはならないのです。たとえ明示的な同意、オプトインのシステムであってもこのぐらいのレベルの情報は必要です。というのも、できるだけ多くの人たちにドナーであるという意思を表示してもらいたいからです。
だから、こういった理由もあって、学校のカリキュラムの一部であるべきだと。通常の市民の知識として、自分たちにどんな責任があるかということを、学習カリキュラムの一部として、それから全体の連帯感を高めていくものとして行われるべきだと言っているのです。つまり、もし移植が必要になった場合には、そのときにはドナーになる覚悟もできているべきということであります。これは一つの考え方です。
地域を関与させていくということですが、今考えているのはスペインの例です。スペインは、死体ドナープログラム、臓器提供プログラムで成功している国です。スペインの移植機関のトップは、その秘訣は組織にあると言うでしょう、それと同時に、マスコミに対して非常に時間をかけていると言うでしょう。
ですから、これは病院の権限とのコーディネーションもあるのです。病院のそのシステムへの貢献に対して責任を持たすということも一部でありますし、それと同時に、全人口の間の意識ということも入ってきます。その中にはヘルスケアのスタッフも入ってきます。いわゆる一般医、あるいは病院のドクターたち、またマスコミでの可視性ということなのです。つまり、移植によってこれだけの成果があるということを思い出してもらう、その現実を見てもらうということです。
また、可能性としては、論争を呼ぶようなものも見てもらうということになります。これも隠してはいけません。ですから、構造とアウトリーチということになります。