松本洋平の発言 (財務金融委員会)
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○松本(洋)委員 今度は外務省の立場ということでお答えをいただきました。
今、ちょっと周りの先輩方からもいろいろと話が出ましたけれども、そうなんです。結局、IDAの増資というものは、決して財務省だけの管轄の問題ではなくて、当然我が国の外交戦略とも密接に絡む分野でございますから、我が国がオール・ジャパンとして国際社会の中にどういう貢献をし、そしてどういう立場を占め、これから我々にとってどういう意味を持つのかということが、省庁の垣根というものを取っ払ってしっかりと議論をされる必要があると私は思っております。そうした意味におきましては、しっかりとオール・ジャパンとしての司令塔というものがあって、その中で、外交戦略の一環としてIDAというものもとらえられて取り組まれていくのが私は正しい筋道だと思っております。
あえて答弁は求めませんけれども、きょうは額賀財務大臣が御出席でございますけれども、そうした点を御認識、お踏まえをいただいて、我が国としてのオール・ジャパンの外交戦略というものを、さらに力強く進めていただくためのお力添えといいますか、さらなる御活躍というものをぜひお願いしたいと思います。
また同時に、今回増資をするわけでございますけれども、残念ながら我が国のIDAに関してのシェアというものが一〇%まで低下をしてしまうということでございまして、そういう意味では、額はふえたといいながらも、我が国のIDAにおける発言権というものは大分減少してしまうというのが私は実態ではないかと思います。
もちろん、今の日本の財政状況が大変厳しいものがあるということはよくよくわかっておりますけれども、しかしながら、今回の増資というものが世界のためにしっかりと使われ、そしてそれがひいては我が国の将来に必ず資するものであるのであれば、私は、そうした財政の制約というものを柔軟にとらえて、もっと積極的な支援を必ずや行う必要があると思っております。
いろいろと聞くところによると、特にアフリカなんかに関しましては、資源面等も含めまして各国の思惑というものが大変強く働いて、その影響力を強めるためにさまざまな外交戦略というものが各国において闘わされている。そういう場でございますから、ぜひ、我が国といたしましても、しっかりとした我が国の方針、スタンスというものを明確にした上で、だからこそこれだけのお金を出さなきゃいけないんだ、こういう取り組みをしていかなければならないんだということを国民にしっかりと伝えて、これからの日本の背骨のある外交戦略というものをつくり上げていただきたいと思います。
以上をもちまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。