増田寛也の発言 (総務委員会)
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○増田国務大臣 お答え申し上げます。
まず、大臣になりまして心配しておりましたのは、やはり現場の声とか現場の実態がわからなくなっては困るなという思いが強くありまして、それで早速、各地域、今お話ございましたとおり、七カ所でございますが、車座対話といいまして、そこに出かけてまいりました。
その中で聞かれました声ですけれども、いろいろございましたが、人づくりが大変重要であるといったようなお話、あるいは役所の縦割りの中で、省庁横断的な施策をぜひ生み出してほしいということ、それから医師不足のお話もございました、道路整備の要望も強くございましたし、そして、自治体の関係者からはやはり交付税の増額のお話もございました。
知事時代に岩手県内の各地域を歩きました声と届く声に共通点は大変多いなという思いがございました。結局、全国の多くの自治体がやはりこうした問題で悩んでおられるということを肌で感じましたのと同時に、こうしたことを継続して続けていかないと国政の中に現場の声が反映できない、こういう思いがございまして、これは今後も私としてもしっかりと継続をしていきたいというふうに思っています。
そして、その上で、できるだけ急がれる対策から順次実行に移していきたいと思いまして、まず昨年の十一月三十日に、限られた時間ではございましたが、地方再生戦略ということで、各省でき得る限り横断的な対策を取りまとめたというのが一つと、それから、暮れの予算編成の過程の中で、地方再生対策費という形で、地方財政計画の中の歳出項目を一つ新たに立てまして、財政力の小さな自治体を中心として交付税としてお金をお配りする、そうしたことを実現した。
この財源の生み出し方には大変苦労いたしましたけれども、そういうことで、でき得る限り自治体の要望におこたえをしたのと同時に、そのほか、さまざまな新たな地域の財政需要、特に法令で決められたもののみならず、やはり自分たちで創造的に、例えば女性軍の力を活用してこの地域の道の駅をもっともっと大きくしたいとか、いろいろなアイデアがさまざま聞かれましたので、そうしたことに対して、本当にちょっとしたお金でそこがうまく実現に結びつけられる、ソフト的な経費でも非常に効果があるということでございましたので、そうしたこともでき得る限り組み入れたような形で積み上げまして、一般財源の総額も全体としてふやした計画としたということでございます。
今般の措置によりまして、そうした声にどれだけこたえ得たのか、私としては最大限努力して、今の政府の中では最大限きめ細かく対応したつもりでございますけれども、また逆に、こうした声でまた新たな政策というものも国政の中に反映させる必要がございますし、これで何か二十年度はやり尽くしたということには決してならない、それだけ地方が厳しいということは重々承知しておりますので。
こうした現場の声を酌み取り、国政に反映させるということを今後も引き続き強力に推し進めていきたいと考えております。