市村浩一郎の発言 (内閣委員会)

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○市村委員 副大臣おっしゃられたとおり、当然、家族が介護し、自宅で最期を迎えるのがいいと思います。これはもう、それができるのであれば望ましいということでありますが、現実は、先ほど申し上げたように、やはり介護の期間が大変長期にわたる。これは悪いことではないんです。それだけ医療が発達して、かつてだったら本当に早く命がなくなっていたものが長く生きていけるようになった、長寿国家日本として誇るべきことだ、こう思います。
 しかし、その結果、だれかに大変大きな負担がかかるような状況にもなってしまっているということで、現実を見ますと、それはもちろん、心の持ちようというのは大切でありまして、それは介護だけじゃありません、何事も心の持ちようが大切だ。何事もつらいと思ってやるのか楽しいと思ってやるのかでは心の持ちようで全然違ってくるのは、それはあります。ただ、施策をつくる者としては、やはり現実を見ていかなくちゃいけないと思うんですね。心の持ちようが変わったらいいんですよと言うのは、多分、政治家の仕事じゃなくて、宗教家の仕事かもしれません。だから、我々政治家としては、やはり現実を見ながら、現実を踏まえてそれに対して対処していくということだと思います。
 実際、私の選挙区なんかも、都市部ですけれども、ちょうど私の同世代の女性たちが特に介護をやっているんですね。それで、いろいろ声を聞くんです。そうすると、市村さん、そう簡単には施設に入れられないというふうに言うんです、やはりほかの目があると。あそこは楽していると言われると言うんですね。都市部ですらまだそういう状況だとすれば、推して知るべしだな、いわゆる地方、もっと地方に行くと。しかし、そういう意識もまだあるところにあって、それで、とても大変な状況にある。親二人、自分の親とだんなの親を抱えていると言って、大変なんだと。しかも子育てもやらなくちゃいけないという状況の中で、大変、何とかならないかな、こういうことなんですね。かといって、特養にといっても百人待ちとか、こういう状況もいまだに続いているという中で、結局、何とか家族でと思ってやってきた、特に心の優しい方の方が多分最後にぽきっと折れてしまって、それこそ親とかを殺してしまった後、自分も自殺するというような悲惨な状況になっているんじゃないか、こう思うんですね。
 ですから、これはもう現実が大変厳しい状況だということをまず認識いただきまして、そして対応していただきたい。特にそのときに、在宅介護は理想なんですが、やはり今は施設介護ということが、現実的にはもうそっちに持っていかなくちゃいけないと私は思っています。だから、そのためには、その施設、もちろん、特養が無理であれば民間がやるわけですから、それなら民間のいわゆる有料老人ホームがぴしっと経営されるようにある程度歯どめをかけておくというか、規制をかけておかなくちゃいけないという思いでありますので、ぜひとも御検討いただきたいと存じます。済みません、時間がないので、これは答弁は求めません。
 次に、ジェネリック医薬品についてちょっと議論させていただきたいと思っております。
 四月以降、処方せんのあり方が変わりました。これまではジェネリックに変更するというサインがあった場合はジェネリックに変更できたんですが、今回からは、そのままの処方せんならば、あとは御本人の選択でジェネリック医薬品を選べるということになっています。それで、導入から一カ月ちょっとたちましたけれども、今、使用不可にしているリストかそういう資料というのは、どれだけの方が、どれだけの処方せんが使用不可にされてというふうな、その資料はありますでしょうか。

発言情報

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発言者: 市村浩一郎

speaker_id: 22286

日付: 2008-05-08

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会