泉信也の発言 (予算委員会)
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○泉国務大臣 警察におきましては、犯罪を見逃すことがないように、取り扱う死体につきましては、個別の事案ごとに死体の状況、現場の状況、関係者の供述あるいは検案医師の意見等を検討し、犯罪性の有無を判断しておるところでございます。
今回の大相撲時津風部屋の問題に関しましても、一応現場の病院でCTスキャン等を通じて判断をしていただいたところでございます。しかし、実際のところ、このような外側から見る、エックス線を使って見るとか、いわゆるまさに外側から見るその他の方法による検視だけでは、犯罪性の有無を完全に見きわめるということが困難な場合があることも承知をいたしております。
犯罪を見逃さないためには解剖率を高めるということが有効であるという認識も、先生御指摘のとおり、私どもも持っておるわけでございます。
そこで、現在、警察におきましては、刑事調査官、検視官と申し上げてもいいと思いますが、この増強による検視体制の強化を図ること、それから、死体を取り扱う警察官、最初に事案に立ち会う警察官の教養の充実を行っておること、そして、的確な検視の実施に資する資機材、これは、血液検査でありますとか尿の検査とかいうようなものができるような資機材の充実、整備に努めているところでございますが、いずれにいたしましても、警察のみではなかなか効果的な対策を講じることが困難な分野がございます。これも先生御指摘をいただいたとおりでございます。
したがって、現在、内閣官房の調整のもとで、関係省庁、これは、警察庁はもとよりでございますが、法務省、文部科学省、厚生労働省、それから海上保安庁、こうした関係省庁が参加をいたしまして、死因究明に関する検討会を持たせていただいております。現状の問題点の認識を共有するということから始まっておりまして、これからも関係省庁と連携を深めながら、打開策を講じてまいりたいと思っております。