山本有二の発言 (予算委員会)
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○山本(有)委員 自由民主党の山本有二でございます。
総理にまずお伺いをしたいことがございます。
この国会で道路のことが熱く広く語られるようになりました。かつて小泉総理のときに、道路公団の四十兆の債務の返済をめぐって激しい議論がありましたけれども、あのときは、あくまでも道路公団の存続あるいは民営化というような議論に終始したわけであります。今回は、財源論、ネットワーク論、コスト論、さまざまな分野で道路そのものが問われているという、大変広く熱い議論が国民的な輪の中ででき上がってきたというように私は思います。
そうしたいろいろな偶然が重なったこの国会でありますけれども、総理は、この際、日本の道路行政、なかんずくこれからすべての国土のグランドデザイン、こういったものをお考えにならなければならない立場に立たされた、私はそう思います。
今、高規格幹線道路一万四千キロ、これは、二度の閣議決定で定められて、我が国の目標というようにされております。しかし、その中身、十分御存じの方、詳しく御存じの方、さまざまいらっしゃるとは思いますが、どうも私は徹底されていないような気がいたします。この一万四千キロをつくるにいたしましても、もっともっと国民的なエネルギーを必要とするというように私は思います。
その意味において、何が足りないのか、何をどう改善すればいいのかというようなことを考えたときに、私は、国民合意、コンセンサスをとるやり方を思い切って変えてみたら、こういうように思うことに至ったのでございます。
そこで、例えばです、国民合意のとり方として、政府の案が完全に仕上がってから国会に提出する、あるいは世間に発表するということもさることながら、その案をつくるプロセスの中で、野党も参加する、そして国民に広くいろいろな意見を聞くという形でもし議論が展開されて、アイデアが生まれるということになれば、私は、いい結果、本当の意味でのエネルギーに満ちた目標設定ができるように思っております。
そこで、あの与野党合意で、私ども国幹会議というものを持っております。例えばああいうものを活用して、日本の目標、国家の道路のグランドデザインというものをつくり上げるというような、そんなお考え方を総理は持っていらっしゃらないか。国幹会議でなくても、第三の委員会、あるいはこれからそういうようなことを考えてみろということでも結構でございますが、総理のお考えをお示しいただきたいと思います。