石破茂の発言 (予算委員会)

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○石破国務大臣 今回、このような、あってはならない事故が起こりました。本当に申しわけのないことで、御家族、関係者の方、国民の皆様方に本当におわびを申し上げる次第であります。
 今、委員から「なだしお」事件の教訓についてお話がございました。これは、委員、今詳細をお話しのように、潜水艦の事故でございます。したがいまして、潜水艦にかかわりますものと水上艦にかかわりますものと違いますので、潜水艦特有のものは省かせていただきたいと思います。
 共通して言えますものは、やはり見張りの徹底ということでございます。潜水艦の場合はセールの部分が狭うございますので一名しか上がれませんでしたが、これをもっとふやすということをいたしました。それから、水上艦におきましても見張りの徹底ということは当たり前のことでございますが、教訓事項でございます。
 もう一点は、御指摘のように、関係当局への通報、この場合には海上保安庁でございますが、「なだしお」のときに二十一分、今回十六分ということでございます。五分短縮できたではないかというような話ではなくて、これがもっと早くならないかと。つまり、詳細なことを報告せねばならぬ、時間あるいは場所、被害状況、そういうことをきちんと押さえなければ一報できないというような意識があったのではないか。しかしながら、そういう詳細を確認しなくても、何時何分、どこにおいて事故が発生したという一報は十六分を要したものではないのではないか、もっと早くならないかという反省はございます。もっと早くならないかということは、検討を今早急にいたしておるところでございます。
 三点は、「なだしお」のときに海難対処部署、つまり、そういう事故が起こったときにどのように対処するかということでございますが、そういうものを新たに作成いたしました。海難対処訓練を実施しておるところでございます。
 今回、報道されておりますように、事故が起きまして一分後に内火艇をおろせというような命令が下りました。この内火艇というのは、簡単におろせるものではございません。あるいは委員も映画なんかでごらんになったことがあるかもしれませんが、内火艇をおろすというのは相当に危険な作業でございます。今回も実際に一名が負傷いたしております。内火艇をおろすとかそういう場合の部署を発動、その態勢を発動するということですが、そこの訓練も行い、いろいろな対処をしておるところでございます。
 そこの点については、今回、事故を起こしておいてこういうことを言ってはいけないのかもしれませんが、起こった後の捜索救助については本当に、その場における、よいといいますか、適切な措置がとれたのではないかというふうには思っております。
 改善せねばならぬ点は、これから捜査の状況を見なければなりませんが、事故が起こった当日から、もう一回見張りの徹底、基本に戻れということは申しております。そして、海保にもっと早く通報できないかということ、もう一度、今回の事故原因の究明というものを待つというのとは別として、どういうことができるか、今も徹底しておるところでございますし、さらにこれを深めてまいりたいと思っております。

発言情報

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発言者: 石破茂

speaker_id: 20757

日付: 2008-02-29

院: 衆議院

会議名: 予算委員会