宮田年耕の発言 (予算委員会第八分科会)

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○宮田政府参考人 お答え申し上げます。
 戦後からこれまでの道路整備というのは、大きく分けまして三つの時代に分けられるのではないかと考えております。
 最初は、泥道、砂利道の克服と新しい道路行政制度の構築の時期と考えておりますが、戦後の荒廃から脱却するために、国道を初めとする幹線道路の舗装や改良を進める、道路整備に当たって必要となる法制度を構築したという時代でございまして、昭和二十七年が道路法の公布でございます。二十八年が道路特定財源制度の設立、それに伴いまして、昭和二十九年に第一次道路整備五カ年計画の決定が見られました。
 二番目の時代でありますが、先生お触れになりましたモータリゼーションの飛躍的進展と高速道路ネットワークの構築の時代ということでございまして、昭和三十八年の名神高速道路尼崎—栗東間の開通を皮切りにいたしまして、諸外国に大幅におくれました高速道路の整備を推進してまいりました。
 一方、急激なモータリゼーションの進展とともに、交通事故、渋滞が増加いたしまして、沿道環境問題が顕在化するなど、それらの対策が現在まで主要な課題となってございます。
 ちなみに、昭和三十五年の自動車保有台数は二百三十万台でございました。平成十三年は七千二百七十三万台ということでございます。三十一・五倍になってございます。
 三番目の時代、現在でございますが、情報化、少子高齢化あるいは環境など新たな要請へ対応する時代ということでございまして、これまでの着実な道路整備により、一定の道路ストックはできてまいりました。しかしながら、高度情報化の進展、少子高齢化の進展あるいは地球環境問題の顕在化等に対応しなければならないという必要が出てきております。これらに対しまして、最も根幹的な社会資本である道路が果たすべき役割というのはますます大きくなっている、こう考えております。
 さらに、高度成長期に数多くの道路ストックが建設されてまいりました。今後、高齢化した橋梁等が急増いたします。このために、計画的な維持管理への対応というのが重要になってまいると考えております。
 本格的な人口減少、高齢化社会の到来、また道路ストックの高齢化を控え、この十年は、必要な道路整備を計画的に進める時期だというふうに考えておりまして、残された大切な期間だ、こう考えております。

発言情報

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発言者: 宮田年耕

speaker_id: 30288

日付: 2008-02-27

院: 衆議院

会議名: 予算委員会第八分科会