宮田年耕の発言 (予算委員会第八分科会)
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○宮田政府参考人 諸外国との比較でございますが、ドイツのアウトバーンは、第二次世界大戦以前から整備をされてまいりました。欧米先進諸国は、我が国に比べましてはるかに長い道路整備の歴史を持ってございます。
先ほど申し上げましたように、一定の道路ストックが形成されたといいながら、欧米諸国に比べて依然として低い整備水準にある分野がございます。
例えば、都心部の通過交通を排除する環状道路の整備率でございますけれども、ロンドン、パリ、ベルリンというのは完成ないしは概成をいたしておりますが、御案内のように、東京はまだ四割という状況でございます。
それから、先生お触れになりました高速道路の自動車当たりの延長でございますが、自動車千台当たりで見ますと、日本は九十九キロ、アメリカは三百九十一キロ、ドイツは二百六十二キロということで、おおよそ半分から四分の一という状況でございます。
さらに、依然として高い頻度で交通事故が発生してございます。死傷事故率という指標がございます。億台キロ当たり何件ということでございますが、日本は百二十二、アメリカは四十二、ドイツは四十九ということで、二倍から三倍の死傷事故率でございます。
それから、いまだ数多くの踏切が残されてございます。
さらに、電線類の地中化ということでいいますと、ロンドン、パリは一〇〇%でございますが、東京二十三区に限っても七・三%ということで、我が国の道路、欧米先進諸国と比較いたしまして、いまだ不十分な分野というのが数多く残されていると考えております。