宮田年耕の発言 (予算委員会第八分科会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○宮田政府参考人 お答え申し上げます。
 先ほどのお答えと重複する部分がございますが、道路整備によって一定のストックは確保されてきたということでございますが、先生御指摘のように、特に都市部では渋滞が激しゅうございまして、一年間で見ますと、全国で約十兆円の渋滞損失額でございますし、事故の危険性が高い通学路ということでいいますと全国で約十一万キロございまして、まだまだ多くの課題がございます。
 こういう課題がある中、中期計画の素案の作成に取り組んでまいりました。昨年の四月から七月まで、重点的に取り組む施策ということで国民各層に問いかけを行ったところ、全国的には、渋滞対策、生活幹線道路、交通事故対策、こういう意見が非常に多うございました。千葉県でも全く同じ御意見が出ております。
 したがいまして、渋滞対策とかあかずの踏切対策、通学路の整備、こういったものを緊急に整備するということが重要なのではないかと思っておりますし、また、地方部では、落石や土砂崩れの災害対策でありますとか、あるいは救急医療施設への連絡、こういった地域の自立と活力の強化に不可欠な生活幹線道路ネットワークの形成に対応することも重要であるというふうに考えてございます。
 先ほど触れましたストックの高齢化でございますが、五十年以上経過した橋、現在六%でございますが、二十年後には約半分になるという状況でございまして、橋梁の維持補修に対応していくことも重要だというふうに考えてございます。
 後段の方の、今後、道路整備に国交省としてどういうふうに取り組んでいくんだという御質問でございますが、先ほどの素案の中で、いろいろな御意見を踏まえまして十六の政策課題を設定いたしました。その十六の政策課題それぞれに対応する具体の箇所を抽出いたしまして、そこの中から今後十年間で重点的に対策すべき箇所数というのを限って計画の内容にしておりまして、必要な事業量は、昨年の政府・与党合意で五十九兆円を上限とするということになってございます。
 具体的に申し上げますと、渋滞対策でございますが、全国で信号交差点が十九万カ所ございます。我々の調査によりますと、この中で日常的に混雑が発生している箇所、朝夕のラッシュ時で半分以上渋滞が起こっている、そういう箇所が九千カ所ございます。これが具体的に抽出した箇所でございます、具体箇所でございます。ここの中から、この十年間で、特に事業効果の高い三分の一、三千カ所を重点的に整備しまして、先ほど冒頭申し上げました渋滞損失時間、全国で年間十兆円ございますが、それを七兆円まで下げていくという目標を達成したいと考えております。
 今後、道路中期計画を策定いたしまして、引き続き、重点化、効率化に積極的に取り組み、真に必要な道路整備を計画的に進めてまいりたいと考えております。

発言情報

speech_id: 116905273X00120080227_014

発言者: 宮田年耕

speaker_id: 30288

日付: 2008-02-27

院: 衆議院

会議名: 予算委員会第八分科会